我が家の四季
丹沢山系東南の伊勢原の里山
さあ、夏です。一緒に散歩いたしましょう。
俳句・短歌・詩を一緒に作りましょう。
向日葵の 夏の日射しと 風受けて 歩いて行くよ お伽の国へ
野の道の 夏を探した ひとときを 夢の記憶に とどめましょうね ヒマワリ
暑い昼 アオスジアゲハの 一休み
アオスジアゲハ
夏の道 どこまで続く ここは何処
夏の庭 陶器の椅子に 射す陽かな
夏の昼 私はごろりと オランウータン
風に吹かれて 今が幸せ 青空
大賀蓮 三千年の 時を越え 蘇（よみがえ）る朝 猫が伸びする
「猫の顔 どこかニャロメに 似ていたり」 ハス
夏の日の 蝉の聞こえる たんぼ道 歩いて行くよ あの日の丘へ
田圃
ヒオウギの 紅の花火の 夢続き
暑い日は ツマグロヒョウモン 歩いてる
キツリフネ 夕日傾く 里で咲き
どこからか 三重奏が 聞こえるよ ツリフネソウの お伽の夕べ
夏の昼 芙蓉の花の 傍（わき）の石 トンボのとまる 音が聞こえる
群れ飛ぶよ 青空高く ナツアカネ フヨウ
キアゲハを 見つけて嬉しい 夏の夜 耳を澄まして 寝息を聞くよ
アゲハ
夏の昼 歩いてゆくよ 野の道を スイカを持って あの丘の家
青空
睡蓮の 夢見る時の 本を読み
スイレン
震災の 報道一緒に 聴いている
翔広げ 赤星胡麻斑 ポロネーズ
アカボシゴマダラ
吊りしのぶ 靄につつまれ 浮かんでる あれれ カエルが 中で寝てるよ
たわむれに しのぶを揺らして 見たけれど ぐっすり寝てる ゆっくりとめる 吊りしのぶ
鷺草の 翔びたち行くよ 夜明け前 「過去」と「未来」の しるしを求めて
サギソウ
夏の夜の カサブランカの 夢見てる 闇に漂う 時の香りと
カサブランカ
空高く 渡る白鷺 手を振るよ
ハス
森の道 ソバナの揺れる 今日も行く
ソバナ
夏の池 トンボも聞くよ 蝉の声
その昔 ツクツクホウシを 採ろうとし 樹株につまづき 落ちた池だね 野池
カラスウリ 小径の際（きわ）に 今咲いて 暗闇遠く クツワムシ鳴く
カラスウリ お伽の国で 今咲いて 闇の宴（うたげ）の 夢の始まり カラスウリ
大きな木 オオムラサキの一休み 里は夕暮れ 遠くヒグラシ
オオムラサキ
沢桔梗 谷戸の小川の 端に咲き
夢路行き ヨタカを子守 歌にして サワキキョウ
夏の日の お花畑の 野の路を 歩いてゆくよ お伽の国へ
大空を 静かにトンビが 旋回（まわ）ってる
初夏日陰 蝶舞い来たり 去り行くよ
正座して 炎を待って 日が暮れる
スイレン
瑠璃タテハ 百合の葉陰の かくれんぼ
ルリタテハ
沢桔梗 池の畔（ほとり）に 朝が来た
沢桔梗 アメンボスイスイ こっち見て
サワキキョウ
夜明け前 ガンビセンノウ 浮かんでる
ガンビセンノウ
鬼百合の 白い虫達 寝ているよ 真っ暗闇の 戻り梅雨の夜
オニユリ
立秋に 歩いて行くよ 草の路
そこを迂れば お伽の駅舎
山道
ウバユリの 暗い林に 浮かんでる
もうすぐ峠 谷のヒグラシ
ウバユリ
谷戸の端 キツネのカミソリ 見いつけた 今年も同じ それが嬉しい
変革を ゴミ箱に棄て 今日も行く 輪廻の世界の お百度参り
クロアゲハ 木陰に隠れて 蜜を吸い だあれもいない 林の小径
白い雲 立秋の風 百合揺れて 歩いて行くよ しるしを求めて
クルマユリ
月見草 闇夜に咲くよ 遠く街の灯
どこからか スーダラ節が 聞こえるよ 靴音共に 闇夜に消えた ツキミソウ
朝の風 ツリフネソウの ゆりかごの ゆうらり揺れて 夢の果てまで
夕闇に フシグロセンノウ 浮かんでる 風船並んで お花はどちら
陽が落ちて シラヒゲソウに 谷の風
アゲハチョウ 緑に隠れて 一休み
名も知らぬ 黄色い花の 咲く夜は タヌキと一緒に お月見しましょ
夕立だ デーゴの木陰で 雨宿り
夜明け
藪の中 カワラナデシコ 一つ咲き
ここは何処 遠い記憶の 縁側で 立たされ坊主の おやつはなあに
野池
谷戸の端 ユウスゲ咲くよ そよ風と 嬉しい知らせ 届けに行くよ
空仰ぎ ハクサンフウロウ 何話す
山野草 展示場から こぼれ種 野道に咲くよ キツネも見るよ
ヒルサキツキミソウ
回ってる マツムシソウの かざぐるま
初秋の風が 通って行くよ
ノカンゾウ 今年初めて 嬉しい日
雨模様 ホタルブクロの 灯（とも）る頃 想い出すのは 北園の塔
見上げれば 青いお空に 赤い花 冷やしたスイカを さあ食べましょう
ノウゼンカズラ
初夏の庭 シキンカラマツ 夢花火 幽かにピアノが 聞こえてくるよ
真っ赤っか ゆでタコ百合の 酔っぱらい
窓辺を過ぎて 闇夜に消えた
見送って パソコン向かう 梅雨の夜 百合
懐かしい エンドウ棚を 通り過ぎ 磁石開発 幾歳重ね
ピーチクパー ホタルブクロも あくびして
葉裏の蛾 闇に浮かんで 夜が更けて
オオミズアオ
夢うつつ 夜のスペード デーゴ咲き
デーゴ
ヒョウモンチョウ じっとしている 炎暑かな
夜明け前 マツムシ草の 涼（すず）花火
マツムシソウ
風蘭の むこうで蜩（ひぐらし） 啼く朝は お庭のお掃除 休みましょうね
「吊りしのぶ 風鈴提げて チンチロリン お水で冷やして あげましょう」 フウラン
風蘭の 香りにつつまれ 夜が更ける
夏来れば 真白く咲いて 風蘭の
こちらを見つめ 何思うのでしょう
かき氷 イチゴの味だよ 美味しいね 入道雲は 大きいね
長椅子に 並んでスイカを 食べましょう 朝顔のつる 竿の先まで 入道雲
嬉しいな ムギワラトンボ 生まれたよ
大空飛び立ち 曇りのち晴れ
飛び立って 寂しさ残る 夏の昼 冷蔵庫開け ヤクルト飲むよ
懐かしい あの日のトンボか とまっている
こっちをジッと 見つめているよ
ムギワラトンボ
見上げれば ノーゼンカズラ 紅（べに）喇叭（らっぱ）
蟻が列して 蜜運ぶ
蟻を見て ただ見続けて 昼となり
夏の谷戸 蝉の声だけ 聞こえるよ
畦越えて トンボが行くよ 風少し 田圃 谷戸
アブラゼミ
シャラの木陰で 鳴き続け
平塚の 花火待つ昼 木々黒し 水槽の中 金魚悠々
晴れなのに ゴロゴロ様が 暴れてる 怖くはないよ 友達だから 青空
アゲハチョウ
藪の向こうへ 飛んで行き
アゲハ
夏の昼 ハイビスカスに アゲハチョウ
舞い来て翻び行く 垣越えて
ムクゲ咲き 真夏の太陽 真上から
道端の シオカラトンボ こんにちわ
トンボの眼 キョロリと動く 夏の昼
夏の日の 里山に鹿 遊び来て ぴょんぴょん跳んで 嬉しいな
鹿
美味しそう 一緒にいっぱい 食べたいな
鹿
朝露に 高砂百合の 夢乗せて
タカサゴユリ
家路来て ショパンの窓に トンボ越え
蜩（ヒグラシ）や 遠く 近くの 『輪唱』に 我が家
ツルランの 木陰にいっぱい 蝉時雨
夏海老根
コノテヒバ
ジャコウアゲハの ひと休み
夏の朝 絢爛たる百合 光ってる
蝉時雨の中 涼風受けて
カノコユリ？
蓮の花 夏陽を受けて 嬉しそう
夏の日の 蓮の葉陰の 池の中 蛙が顔出し お花見してる ハス
夜明から 咲くのを見ようと 早起きし
ハス
咲いてから 食べるおにぎり 美味しいね
梅干ふたあつ たらこもあるよ
ハス
白蓮の 青空向いて 咲いている
ハス
鷺草は 闇夜に飛ぶよ 子等が見る 線香花火の 夢乗せて
鷺草は 遠い記憶の 夢の中 サギソウ
我妻と 香りをたどりて 丘に立つ
ヤマユリの咲く ここが故郷
ヤマユリ
テッポウユリ ラッパユリと 思ってたよ
蟻が列して 登って行くよ
気がつけば 背中に何やら はい回り
つまんでみると つぶれた蜘蛛よ
クルマユリ 羽ばたくように 咲いている
鶴舞ユリと 呼びたい気分
野分去り 美しい空の 置きみやげ
白い雲 ふんわり綿菓子 夏祭り 遠く囃子の チキチキコンコン
渋柿を たくさん食べて 見渡して
野猿
満腹だ これから何処で 遊ぼうか
野猿
猿去りて 蝉鳴くだけの 庭となり カサブランカ
奥山の 白いお化けか 怨霊（おんりょう）草
いやいや清楚な ギンリョウソウ
蝉時雨 木陰を過ぎて 道続き もうじき着くよ 真白い家に
夏の森 歩いてゆくよ 二人して 木陰の道から 光の道へ 山道
露草の 闇に浮かぶは 夢の中 歩いて行くよ 蛍舞う径（みち）
蛍追い お空に飛んで 流れ星 一緒に遊ぶよ 金の砂子と ツユクサ
ナナフシの 日陰を求めて 散歩かな
ナナフシ
ねむの花 近づいて見る 夏の朝 寝ぼけ眼の アイシャドウ
知らん顔 猫が猫道 通りけり ネムノキ
散歩道 左へ曲がって 井戸を過ぎ 橋を渡れば お弁当
見上げれば お猿が桑の実 食べながら こちらを見てる 空にはトンビ 野池
キツリフネ 林の端の 畦に咲く
キツリフネ
歓声で 知るは松井の ホームラン
デーゴの花の 咲く夏の朝
嬉しいな デーゴの花の 羽根つきだ
芝生に落ちたら おやつの時間
「霧晴れて カンゾウの園 トンボ舞う」
ノカンゾウ
「朝焼けを 眺めながらの 体操だ
猫は伸びして 犬まだ寝てる」
夜明け
「水鳥の 飛び立つように 紅小百合」
紅小百合
「我が家（いえ）を アオスジアゲハが 越えて行く
ノーゼンカズラと紫陽花（あじさい）の昼」
「アブラムシを そのままにする 夏の昼」
ノーゼンカズラ
ゴマダラチョウ でんぐり返って 考えて
ゴマダラチョウ
「ヒグラシの 遠く聞こえて 日が暮れる」
「夏の日の 夕暮れ時の 忘れ物 帽子がひとつ ツツジの上に」 麦藁帽子
「稲の葉に ミヤマアカネが とまってる 空は青いよ もうじき祭り」
ミヤマアカネ
「ノカンゾウ ツクツクホウシを 聞きながら 少しの秋の 夕べに咲くよ」
「タンナチダケサシ チダケを刺すと 説明書」
「シャラの花 芝生に落ちて 絨毯に」
「サワキキョウ 雷神（らいじん）遠くで 暴れてる」
「やって来た ピカピカごろごろ ゴロゴロ様よ わたしと一緒に スイカを食べる？」
エスプレッソマシン
エスプレッソ 今日も美味しく 嬉しいな
マシンの景色も 味わいながら
「崖道で ジョウロウホトトギスの横 咲いている
名知らぬ百合の 金色（きんいろ）風車」」
「林間に オカトラノオの 花静か」
「崖登り 辿って辿って 百合に会い」
ヤマユリ
「睡蓮の 時間の止まる モネの昼」
「夢路来て 池の睡蓮 ひとつ咲く」 スイレン
マツモトセンノウ 「松本の 紋の形と いわれ知る」
「白銀の シキンカラマツ 空に飛び
煌（きら）めき星に なりました」
ウラベニユキノシタ群落
「蝶々が 光を目指して 飛ぶような」
「ツチアケビ 「喜寿」の先生 説明し」
「見学会 良く聞こえなくても 御礼云い」
「夜明け前 百合の香りに つつまれて
一緒に甘酒 飲みましょう」
カノコユリ？
「夏の日の 資材置き場の 塩トンボ ホバリングして 音無くとまる」
「炎天下 歩いて行くよ 野の道を 雲の向こうの 虹のハシゴへ」 田圃道
「珍しい トンボを見つけて 嬉しい日 宿題忘れた 夢を見る」
「雨続き ゲゲゲの鬼太郎 待ってるよ」 カワトンボ
「白い百合 しとしと雨が 続く夜は 蛇の目をさして あげましょう」
カサブランカ
「蜂が来て ホタルブクロに 潜（もぐ）る日は 紙風船で 遊びましょうね」
ホタルブクロ
夏の朝サボテンの花スルスルとビックリしゃっくり河童の屁
ハオルチア？
サボテン 咲いて嬉しい花いちもんめ
「夜明け前 キバナチゴユリ 金の星」
「モーツアルト 朝から聴いて 日が暮れて 夢路をたどって 花と遊ぶよ」
「陽が落ちて 木々がお化けに 変わる時 姉さん人形 作りましょう」
「夜が更けて お化けがあくびを したときは おいでおいでを 致しましょうね」
「サワキキョウ 蒸し暑い夜 過ぎゆくよ
アイスクリームの 美味しいひととき」
「暑すぎて キツネが訪ねて 来る日には
メロンを一緒に 食べましょう」
「網持って 歩いて行くよ 丘越えて 麦わら帽子が 向こうに消えた」
「その昔 理科の先生 自転車で 通った坂を 今登って行くよ」 田圃道
「白毛虫 梅雨の曇りの 森の中
かぐや姫かと 光り輝き」
「角を立て 歯ブラシ毛虫の 笹の道」 ケムシ
「遠くから 蜩（ひぐらし）聞こえる ここはどこ」
「花火咲く キツネのカミソリ かくれんぼ」
「上海の 虫かごつるして 嬉しい日 眺めているよ 蝉時雨の中」
「駕篭を開け また会う日まで 虫送る」 虫篭
「鬼百合の 踊りの続く 夜明け前」
オニユリ
「早起きの 一緒のコーヒー 美味しいな」
ユウスゲ？
「宙返り ツバメも遊ぶ 日曜日」
「寝坊して 時間を聞いて また眠る」
気が付けば 歩いて行くよ 同じ道
．
「夜が明けて カサブランカの 香り満ち
今年もこの道 歩いてゆくよ」
ポロネーズ 聴き歩きして ここは何処
ユリ
「アキアカネ とまろうとする シダの先 居心地悪く すぐこける昼」
アキアカネ
「日曜日 ヒメシャガ咲いて 陽が昇り」
「昼下がり お庭の中は お伽の日 虹のはしごの かかる箱舟」
「擬宝珠（ぎぼうし）の 花のすだれの 風の道」
「雨の日は 鬼百合咲くを 眺めましょう 遠くの公園 だあれもいない」
オニユリ
「向日葵の 大空高く トンビ舞い」
「縁台で 将棋指しつつ かき氷」
「詰め将棋 見知らぬオヤジが 応援す」 ヒマワリ
「クチナシの 香りに包まれ 夜が明け」
「心配だ バリウム飲んで ３日目だ ポロリとでたよ 嬉しい日」
「廃屋の 庭の真ん中 炎陽花」
「ヤマユリの 香りの漂う 森の中 歩いて行くよ もうすぐ峠」
「濃色の ホタルブクロを 野で見つけ」
「それだけで 楽しい楽しい 日曜日」
「夏の庭 木陰は真っ暗 トトロが眠る」
「シャボン玉 庭を静かに 越えて行き」
「オニヤンマ シャボン玉追い 垣越えて」 青空
「シモツケソウ 日長見とれて 座りけり」
「お茶に合う お花と愛（め）でつつ 草餅を 旨い旨いと メルビン２錠」
「長い長い ニオイハンゲの 蛇の舌」
日陰道 右へ曲がれば 日向村
どこからか マイムマイムの 聞こえる山路（やまじ）
大山 山道
夜明け前 姫檜扇の 輝くよ
ヒメヒオウギ
「幻覚の イブキジャコウソウ 露降りて」
「蚊帳の中 祭りの太鼓 遠く聴こえて」
サワキキョウ
目の前を 野鴨が過ぎて 日が暮れて 夢路を辿り 見知らぬ村へ
ガマ
「蝶が舞い 鬼百合咲いて ここはどこ」
オニユリ
「風蘭の 嬉しい便り 今届き」
フウラン
蜩（ひぐらし）の 遠く聞こえる 森の道 歩いて行くよ しるしを求めて
「シャックリと びっくり箱の 甘栗を いっぱい食べて ガウディを見てる」 ヤマユリ
「幻燈会 遠い記憶の 片隅に」
アゲハ
これなあに 飛び立ち行くよ 夢途中
白鷺草
「冷蔵庫 スイカを見つけ 嬉しいな」
枝桔梗？
「海臨む 岩に寝そべり 背伸びする 蝉時雨の中 トンボが行くよ」
丘の上
「お手玉と 鹿子模様の 千代紙と 唄聞きながら 歩いて行くよ」
赤いユリ
「花火終え 燃え立つ花の 通りゃんせ」
ヤブカンゾウ
「草の道 透き通ってるよ かざぐるま」
テッセン
「夜の庭 甘い香りの 漂いて ボンボン時計の 音１２回」
ヤマユリ
「オニヤンマ 行ったり来たり 何想う
もうじき開門 行列続き」
スイレン
「里山の 風の小径に 誘われて」
「百合の香の お伽の国の 道しるべ」
ヤマユリ
会いたいね 歩いて行くよ 熊の道
熊
「雨続き 風鈴止まり 本を読む」
茹で蛸ユリ
「蜩（ひぐらし）の 遠く近くに 朝の風」
池
「キツツキを 一緒に聞いて お茶を飲み」
「夜想曲 聞こえてくるよ どこからか お伽の国の 花火の音と」
「白い花 小スズメ巣立った 後に咲き」
キキョウ
「眺めてる ピアフのシャンソン 聴きながら」
ノウゼンカズラ
「何だろう 不思議の擬宝珠 湧き出るよ 小さなカマキリ 歩いて行くよ」
大ギボシ
「山椒の木 芋虫おっちら 久しぶり」
アゲハの幼虫 芋虫
「シャラ咲いて ティラミスいっぱい 美味しいな」
シャラ
「聞こえるよ 鬼太郎の下駄 橋の上」
ヒメワレモコウ
.
「日曜日 朝のコーヒー モーツアルト」
我が家
「森静か 靄（もや）の間の 光り射し」
山道
「沢蟹の 急いで隠れる
山路（やまじ）かな」
沢蟹
「闇夜には フシグロセンノウ どこへ行く？」
「夏空に ノーゼンカズラの ラッパ吹き」
「どこからか 『天才バカボン』 聞こえるよ 『これでいいのだ』 世界は回る」
「夏の庭 アカボシゴマダラ こんにちわ
南の国から 良く来てくれた 嬉しい嬉しい 日曜日」
「庭の端 ウスバカゲロウ 見いつけた
でんぐり返って じいっとしてるよ」
「風蘭を 見つけて八年 嬉しいな 秘密の場所の 夏風通り」
フウラン
「嬉しいな 今日は梅を 干す日だよ」
梅干し
「ミソハギの 晩夏を知らせて 揃い咲く」
「石の上 シオカラトンボの 昼寝かな」
「夏の昼 鬼百合見つけて 嬉しそう」
オニユリ
「白芙蓉 見つけて嬉しい 散歩道 コオロギ聞いて また嬉しい日」
フヨウ
「浜木綿（はまゆう）を 野原に見つけ 嬉しいな」
「カミナリだ 夕立来ぬまに さあ帰ろう」 ハマユウ
「ヘビイチゴ 美味しそうだね 食べたいな」
「一粒を 食べてびっくり カエル（ゲロゲロ）かな」
「ミソハギを 風に吹かれて 見ているよ おべんと美味しい 日曜日」
「屁太郎と カリントうんこを 蹴飛ばして 遊んだ道を 今歩いて行くよ」
「友人に もらったツルラン 今咲いて
思い出す時 幸せな時」
「暑い日は 木陰の小川で 遊びましょう ばしゃばしゃ ばしゃばしゃ いい気持ち」
「カワセミの 青一直線に 飛んで行き」 野池
「にらめっこ でんでん虫と ちびカエル
夏の日楽しい にらめっこ」
カタツムリ
雨蛙 夕立ち待って もの思い 雨蛙
「電話線 友の便りの 良きを待ち」
我が家
「夏終わり ブラックベリーを いただきました
美味しく嬉しい 一日でした」
「夏の日の 長崎アゲハは 知っている
一番美味しい 蜜の味」
ナガサキアゲハ
「夏の昼 野鴨の遊ぶ 睡蓮池の 畔（ほとり）に座って さあ絵を描こう」
スイレン
「暑い日は 入道雲に 会える日だ 見る間に見る間に 大きくなったよ」
「夏木立 ミンミンゼミと クマゼミと ニイニイゼミの 続くよ続く」 青空
「赤い花 蝉時雨の中 咲いている 見ているだけで 酔っぱらったよ」
茹で蛸ユリ
「畦（あぜ）辿り 涼風（すずかぜ）見つけて 嬉しい日」
田圃 大山
「糸トンボ 小枝にとまって そのままの 静かな時の 過ぎゆく夕べ」
「アゲハチョウ とっても暑いよ 一休み 一緒に飲みましょ 冷たいジュースを」
アカボシゴマダラ
「夏空に 赤い実高く 揺れている 歩いて行くよ イナゴが跳ねる」
「夏の日の 慣れ親しんだ その道を 歩いて行くよ おしゃべりしながら」 ネコマンマ
「擬宝珠の 白玉浮かんで 夜が更けて 遠く幽かに かじかの鳴くよ」
「久しぶり 今日は白玉 あんみつを いっぱいいっぱい 食べたいなあ」 大ギボシ
「鬼百合の 夏の日射しと 風少し」
「今起きて 美味しいケーキを 食べたのは 夢であったと わかっても それでも満足 鬼百合の昼」
「梅雨明けの 薄紫の 花火咲き」
「なりたいな 『寝ている兎を おこしてあげる』 そんな亀がいたことを 初めて知って 嬉しい日」
「夏の月 幽かな幽かな 虹の傘 鉄砲百合と 一緒に見てる」
テッポウユリ
「ヤマユリを 見つけて嬉しい 散歩道 今日の夕飯 おかずはなあに」
「暗い森 オカトラノオに 日が射して 青虫モゾモゾ 葉裏に隠れ」
「百合の路（みち） 行ったり来たり オニヤンマ 私は一緒に 夢路の駅へ」
ヤマユリ
「百日紅（さるすべり） 見上げながらの かき氷 長持ちするよう 少しづつ食べ」
「花が咲き 澄んだ青空 それだけで 嬉しい一日 歩いて行くよ」 サルスベリ
「法師蝉 今来て鳴いて シッコして
飛んでいったよ 遠くで雷（かみなり）」
ツクツクホウシ
「緋扇の 燃え立つ炎 闇照らし 遠くキツネ火 木陰に消えて」
ヒオウギ
「マツムシソウ 夜の野原の 縁に咲き」
「鬼百合が いっぱいいっぱい 咲きました
嬉しい嬉しい 日曜日」
オニユリ
「廃屋の 更地の隅の カンナ咲き」
「野良犬が カンナにシッコを かけて過ぎ」
「ハッカ飴 三つ供えて 月見かな」
オカトラノオ
「不如帰 小川の脇の 鬼ごっこ」
ホトトギス
「アメンボの 波紋の重なり 日が暮れる」
ガマ
「涼しそう ミズカマキリの スーイスイ」
「秋海棠（しゅうかいどう） 姥百合に添い 知らん顔」
シュウカイドウ
「遠くから チリンチリンが 聞こえるよ お伽の電車の 昼が過ぎるよ」
青空
「ハグロソウ タヌキのポンタを 教えてね」
「不思議だな お化けの御馳走? ツチアケビ」
「サンダルで 歩いて行くよ 昼下がり」
ヤナギ
「月の傘 仰向けになり 眺めてる」
「気がつけば 蚊の大群で 風流終わり」 サワキキョウ
「玉虫と 一緒に聞くよ ヒグラシを」
タマムシ
「夢の花 闇夜に浮かんで 消えゆくよ」
シラサギソウ
「赤い花 秋の足音 聞こえるよ 葦原揺れて さらさら行くよ」
ミソハギ
「夢路行き 探し続けて 夜となり お休みなさい またあした」
ナツエビネ
「スイカ提げ 歩いていくよ 夏の道」
「翌日に 明けてビックリ 冷蔵庫 一切れ足りない 食べたのだあれ」 サルスベリ
「サワキキョウ 早起き一緒の 嬉しい日」
「ハックショ〜ン 大きなくしゃみが 聞こえるよ 田圃の向こうの 屁っ太の小屋から
コケコッコーが それに続くよ」
「木洩れ陽に カサブランカの 鐘が鳴る」
カサブランカ
「夏の昼 ゴーヤの花の 今咲いて モンシロチョウも 嬉しそうだね」
「すじ雲と 入道雲が 並んでる スイカ食べ食べ おしゃべり楽し」
「夏祭り カラオケ大会 おばさんが 大きな声で 唄っているよ]
「脳溢血 心配な程 唸ってる もっと力むと ウンコも出そう」
「夏途中 続くよ続く カラオケが 通り過ぎるよ カエルの国へ」
「散歩道 カボチャの花を 見いつけた 遠くで牛が モウモウ鳴くよ
ただそれだけで 嬉しい嬉しい 日曜日」
「センノウの 風に揺られて 目覚めかな」
ガンビセンノウ？
「いつの間に こんなに大きく 育ったよ 記念写真の ビックリ椎茸」
デカ シイタケ
「夏の朝 タイサンボクの 今咲いて 想い出すのは いつか見た夢」
「どこからか 『峠の我が家』が 聞こえるよ 混声合唱 あの谷越えて」
「ヤマユリの 香りでいっぱい 夏の森 歩いてゆくよ 薬を求めて」
「夏の朝 オクラの花の 今咲いて 遠くの谷から ヒグラシ聞こえ」
「闇の中 鬼百合ひとつ 咲いている」
「嬉しいな 今日はケーキを 食べる日だ いつも以上に 早く目が覚め」
「アカタテハ 梅の小枝で 昼寝かな
遠くのカミナリ 怖くはないの」
「夏の森 小鳥が鳴くよ 風の道」
「丘の上 影絵の浴衣 団扇揺れ
嬉しい嬉しい 梅雨明け初日」
「闇に舞う 長崎アゲハの 蜜の夜に 並んで食べた 美味しいプリン」
オニユリ
「マツムシソウ 雨のち曇り 薄日射し 歩いてゆくよ 土用丑の日」
「蝶が舞い トンボの浮かぶ 野の道を 歩いてゆくよ 今日も一緒に」
キク
「香り立つ カサブランカに 囲まれて さあ体操だ いちにいさんし」
カサブランカ
「風蘭の 香りに誘われ 辿り着き」
「夏の森 木洩れ陽少し 涼しそう 林で会えて 嬉しい嬉しい」
「ノカンゾウ 夏の陽受けて 元気いっぱい」
「ウバユリの 蕾を見つけて すぐ戻る お化けがついて 来ないとこまで」
「昼寝して 伸びして見たら 黄アゲハも 休んでいるよ 青空のもと」
「シジミチョウ ぐっすり寝てる 夏の夜」
「赤トンボ 手足を取ったら トウガラシ 昔歌った 友はいずこに」
「かき氷 並んで食べて 美味しい日」
「ところてん 次に食べたら 酸っぱい酸っぱい お水を飲んで 次はお昼寝」
「ブッチャから タコ茶をもらって 飲んだ道」
「土の道 もうじき蓮池 嬉しいな」
「蓮の花 誰も知らない 池で咲き」
「赤トンボ 池の畔で 昼寝かな」
「夕立だ 水浴び涼しい 嬉しいな」
「見上げれば 竹のすだれの 光浴び」
「蝉が鳴く 歩いてゆくよ 百合の道」
「夕焼けに 竹の影絵の 揺れている」
「焦げ茶の蝶 百合の葉の上 一休み 秋風爽やか 時間が止まる」
「調べると ダイミョウセセリと 書いてある 秋の日暮れて 憶える気も無し」
「ノシランの 今年も咲いて 嬉しいな 鈴虫の声 待ち遠しいね」
「蓮の花 眩しい夏の 陽を受けて 青空高く 赤トンボ行く」
「ノカンゾウ 高校野球の ラジオ聞き」
「暑い日は 里芋の傘 さしましょか 涼風一緒の 雨待ちましょか」
「赤トンボ 朝風あびて いい気持ち」
「暑い日に キマダラヒカゲ じっとして
何かを見てる 何だろう」
「道端に ほおずき見つけ 立ち止まり 想い出すのは ブーブー名人」
「ノカンゾウ マツムシの鳴く 夜に咲き」
「マツムシの 鳴き始める時 眠くなり
これが幸せ お眠り時計」
「いつからか 目覚まし時計は ありません
起こしてくれる 幸せな朝」
「夕焼けだ 見る見る赤く 染まったよ 歩いてゆくよ 真白いお家へ」
「蝉時雨 歩いて行くよ 里の道」
「スイカズラ どこから来たの 垣の陰」
「朝起きて アサザを見つけて 嬉しい日」
「早起きの お友達だよ アサザ咲き」
蝉の脱け殻
デーゴに２０ほど、不思議なことに必ず葉先の
方向に尻を向けて脱皮してます。
「ヒメワレモコウ 秋はそぐそこと
知らせてくれる お友達」
「蝉の羽化 見ている間に 眠くなり 朝起き見たら どこにもいない」
「ドッコラショ じっと見ていた
ここまでは」
「ときめきの アメリカ芙蓉 嬉しいな いつもの場所で 今年も会えて」
「蝶トンボ 一緒にお空で 遊んだ日 夢路に残る 嬉しいその日」
「蝉時雨 擬宝珠一緒に 見ているよ」
「赤トンボ 青空高く 群れ行くよ
法師蝉鳴く 里山越えて」
「揚羽蝶 野の百合越えて 翔び行くよ」
「庭の隅 揃って昼寝 風少し」
「アンダンテ カンタービレが 聞こえるよ」
「霧の朝 遠く蜩（ひぐらし） 本を読む」
「帰り道 紫陽花の蜂 嬉しそう」
「村はずれ 歩いて行くよ 買い物に 木菟お昼寝 鼬が振り向く」
「谷戸の端 狐の剃刀 三つ咲き 空には大鷹 音無く舞うよ」
「盆の入り 精霊飛蝗に 手を合わせ」
「野萓草 靖国神社に 参る朝」
「風蘭の 甘い香りに 包まれて 暗闇の中 鈴虫聞こえて」
「向日葵と 少しの風に 誘われて」
「光り射す 林の隅の 白い花 だあれも知らない 山路を歩くよ」
「ゴロゴロと 近づいて来て 遠ざかり 虹の梯子を 探しているよ」
「雨宿り 真白い蝶の 夢は何」
「蓮の池 蛙の鳴いて 日が暮れる」
「子守歌 お伽の国の 水の上」
「二度跳ねて ひっくり返って 今起きて
もうすぐ田圃 トンボも行くよ」
「遠花火 音無く咲いて 虫の声」
「キリギリス 夜の向日葵 眺めてる」
「鹿子百合 ラジオ体操 始まるよ」
「計画を 忘れて歩く 日曜日」
「夏の陽に 禿のおじさん 頭拭き」
「炎天下 正午のサイレン だけ聞こえ」
「蟻が来て 花に隠れて 揺れている」
「どこからか お伽の音が 聞こえるよ 夕立去って 風も止まって」
「ギンヤンマ ノウゼンカズラの 空高く」
「ひんやりと 日光キスゲの 朝が来た 明けの明星 目を細めてる」
「森の道 スイカを持って 歩いてゆくよ」
「どこからか 女声合唱 聞こえるよ」
「見ているよ 見えなくなるまで 白い鳥」
「クロアゲハ 薮萱草を 越えて行き」
「百合の香に 誘われ行くよ 丘の上」
「蛸茶飲み 夏の陽射しの たんぼ道 メダカと一緒に 歩いて行くよ」
「睡蓮の お昼寝してる 傍（そば）を行く」
「白い蝶 ミソハギ揺れて また戻り」
「ハクションが 遠く聞こえる 昼下がり」
「月見草 テルテル坊主 嬉しそう」
「蝉鳴いて トンボは昼寝の 森の道 お土産持って 歩いて行くよ」
「緋扇の 夢から醒めて 星見つけ」
「きのうから 蛙が寝てる じっとして
カラスが代わりに 啼きながら行く」
「嬉しいな 星満天の 七夕だ
桔梗を越えて 流れ星行くよ」
「梅雨空の 雨降り朝顔 今咲いて」
「散歩道 お花畑で 昼寝かな」
「浜茄子の 赤い実いっぱい 美味しそう」
「木の下で 涼んでいるよ これなあに」
「日曜日 炎の花の 昼下がり 乙女の祈りを 繰り返し弾く」
「覇王樹の 花火の咲いて 嬉しいな」
「どこからか 風鈴聞こえて 手紙読む」
サボテンの すっくと伸びて 花は地味
「夜の闇 真白い鳥の 翔び行くよ お伽の国の 想い出乗せて」
「ネコ昼寝 背中をトカゲが 通り過ぎ」
「ワレモコウ 今日のおやつは 何だろう」
「秋海棠 松虫一緒に 眺めてる」
「蜂が来て 歌って再び 飛び行くよ」
「ここは何処 虫取り網の 子等行くよ」
「眠り草 切り通しのわき 見いつけた ただそれだけで 今日も嬉しい」
「夏休み ラジオ体操 いちにいさん 片目も開けず ネコまだ寝てる」
「いじめっこ 猫のしっぽを ちょこっと引っ張り」
「雨上がり クーラー止めて 網戸とし」
「鬼百合の 風車（かざぐるま）となり カラコロロン」
「音もなく トンボの高く 飛び行くよ 手を振りながら 園児が通るよ」
「蝉を撮り 蚊に食われても ムヒ塗らず
痒いの我慢し コーヒー挽くよ」
「椋鳥の おしゃべりしてる 日曜日 一緒に調べる 東欧の地図」
「静けさに 蜩（ひぐらし）鳴いて 靄（もや）晴れて」
「白百合の 今年も咲いて 嬉しいな もう幾つ寝ると どんどん祭り」
「叱られて しょんぼりしてるよ 外は雨」
「嬉しいな 取れたてトマト 美味しいな」
「どこからか 情熱の花が 聞こえるよ」
「省エネだ クーラー止めて 窓開けて 団扇パタパタ 懐かしい音」
「目の前で ミンミンゼミが 鳴いている 向こうの方から 風鈴聞こえる」
「台風が 近づいてるよ 知ってるの どっちも同じ 過ぎるを待つだけ」
ヒカゲチョウ
「猫道で そよ風を知る 鬼ごっこ」
「ノクターン ピアニシシモの 夜が更けて」
「嬉しいな かき氷食べ 花火見て 一緒のお話 夢路を行くよ」
「夏休み 『かん蹴り』終わって 蝉時雨」
「亡き友の 柩を送る 昼が過ぎ 青空高く ツバメが飛ぶよ」
「紋黄蝶 甘いよ甘いよ 風少し」
蝉の鳴く 畦道辿って お土産を
青い空 待ち遠しいな 秋祭り
朝顔を 見つけて嬉しい 庭掃除
土用の日 シオカラトンボ 何想う
四十年 初めて出会えて 嬉しいな
カポックの花 晩夏に咲いて
イヤホンで 野球の実況 聴きながら 花咲く道を 歩いて行くよ
ルコウ草
皇軍の 英霊友に 生きている 靖国参拝 歩いて行くよ
伊勢原の トウモロコシの ヒゲ揺れて
トンボが行くよ そよ風に乗り
武士道を 辿りて村の はずれまで
「森の中 ノシメトンボの 寝息かな」
「陽が落ちて 宵の明星 灯る時 ギンヤンマ行く 今日は送り火」
「キリギリス 初鳴きの日に 眺めてる」
「向日葵の 暑さが過ぎて 赤トンボ」
「赤トンボ 空に群れなす 秋が来た 歩いて行くよ 今が幸せ」
「鈴玉の レンゲショウマの 風に揺れ」
御岳山
ヒカゲチョウ 目ん玉２つ いつまでも
じっと見ていた 昔なつかし」
「にらめっこ お手玉しながら にらめっこ」
吾亦紅（われもこう） 一緒に探す 忘れ物
白い花 だあれもいない 森で咲き
一休み 赤星ゴマダラ 何処行くの
百合の谷 歩いて行くよ お伽の国へ
水擬宝珠（みずぎぼし） 聞こえてくるよ 笙の笛
藤袴 秋告げ花の 月のもと ビックリ箱を 何処かに置いて
立ち止まり 蛸茶を飲んで また歩く
暗がりで バッタが葉っぱを 食べている
夕立パラパラ 軒端で見てる
夏なのに 君子蘭咲き 不思議だな 蝉時雨の中 猫知らん顔
村はずれ 高砂百合の 今咲くよ 祭囃子の 遠く聞こえて
ハグロソウ 涼風（すずかぜ）通りの 森の中
蟻が来て 抜け殻を見て 不思議顔
お盆明け かき氷食べ 本を読む
思い出のマーニーを見て 帰り道 遠く稲妻 からすが行くよ
蜩の 蟹歩きして 鳴いている
ギンヤンマ 大池渡って 何処行くの
今日もまた 行きたいところに 行くのです そよ風に乗り スーイスイと
蝉時雨 蚊に刺されても 写真撮り
野萱草 比々多神社の 裏に咲き
蝉の声 一緒に聞いて 嬉しい日
目ん玉を ギョロリと回して 不思議顔 緑のトンボに 土用の風吹く
天の川 夜更かし芙蓉と 探してる
『雀よけ』 雀が集まり 喋ってる
畦の脇 蛙が目を出し 涼んでる
ありんこが 蜜を運ぶよ お昼過ぎ
夏みかん どんどん育って 嬉しいな
かき氷 山盛り食べる 夢を見て 得した気分で 雨戸を開ける
ヒグラシを シオカラトンボと 聞いている
漸くに お化けが出そうな 森過ぎて ほっとしながら 歩いて行くよ
炎天下 百日草は 普通顔
こうろぎの 闇夜に聞こえて ここは何処
青空に 赤い林檎と 夏アカネ 遠く大山 カラスも行くよ
キタロウと 青鬼探して 十年目
にょろりんこ トカゲすたこら 何処行くの
嬉しいな 風蘭咲いて 蝉が鳴く 梅雨明けの空 ひたすら青いよ
シャラの陰 青いトンボの とまっているよ
ゆうらりと ミントの花の 夜が更ける
遠花火 静かに咲いて 今消えて
久しぶり 池の畔で 遊んでる たぬきが水を 飲みに来て
ヤマユリの 香りに包まれ 本を読む
白い花 ウズラの親子の 通る道
オカトラノオ
キリギリス 初鳴き聴いて 花揺れて
久しぶり まっくろくろすけ こんにちわ
揚羽蝶 八重萱草越え 谷戸伝い
ひぐらしの森に 今消えゆくよ
日曜日 テルテル坊主と 本を読む
薮茗荷 ニイニイゼミの 時雨鳴き
庭掃除 生垣透し 風の通るよ
鬼百合の 名前の由来を 調べてる ショパン流れる 縁の廊下で
日曜日 そよ風に吹かれ 庭掃除 遠くの鉄橋 列車が行くよ
美味しいな ジェラート食べて お腹いっぱい 夢から覚めて 冷蔵庫に行く
ねじ花の 闇夜の芝生に 露降りて
カンタービレ パガニーニの夢 夜が更ける
ここは何処 聞く人いない ここは何処
猫の昼寝の ひととき続き
蝉しぐれ 遠く花火を 眺めてる
モーツアルト ガボット続き 陽が昇る
ひまわりの 子供が遊ぶ 背中乗り 遊び疲れて もうすぐおやつ
まぼろしと 歩いてゆくよ 虹の橋 夢また夢の てるてる坊主
どこからも 便りのない日は いつまでも 蓮の咲く音 数えましょうね
鬼百合の 朝を迎えて 庭掃除 雀がちゅんちゅん 遊んでいるよ
躑躅越え 蝶と一緒に あの山へ
草蜻蛉 夢また夢の 日が暮れて
遠く遠くの クシャミが聞こえる
ドングリの 若葉に包まれ 昼寝山
ハチミツを いっぱい吸って 眠くなり
赤星ゴマダラ
ミントティー チキチータの歌 聴きながら
アップルミント
鬼ヤンマ 林檎にとまり 目玉動かす
赤い花 ブッチャと見ている 日曜日
ブーベの恋人 聞こえてきたよ
夏秋桜
久しぶり そこをまがると 一本橋 去年のトンボは どうしているかな
キツネノカミソリ群落
ここは何処 不思議の国の 夢の道
歩いて行くよ 明日（あした）を忘れて
涼し風 パチパチ花火を 野に見つけ
おとこえし
思い出す トロイの遺跡の 向日葵と 甘いお菓子と トルコブルー
向日葵
踊ってる 林のはずれの 白い花
だあれもいない やしろのとなり
紫陽花
下駄の跡 水たまりを越え 続く路地 軒の間の 花火膨らむ
公園で 並んで見ている 涼しいな 気が付けば猫 居眠りしてる
遠花火 音無く咲いて 消えゆくよ 繰り返しまた 消えゆき咲いて
弾けるよ ピカピカピカピカ ここは何処
バレリーナ 流星群の 中に居て
びっくりまなこで クルクル回り
夏海老根
炎（ほのお）花 嬉しいメールの 日に咲いて
野萱草
昨日から 項（うな）垂れたまま どうしたの
悩みが無いのが 悩みなのかな
ダツラ
蝉しぐれ 墓前のつぼみ 黙ってる
お水をかけて 手を合わせるよ
ヤマホトトギス
木瓜の実の ゲンコツ揃えて お茶を飲む
いつの間に蛇 黙って行くよ
ボケ
アブラゼミ 遠くのクマゼミ 聴いている
また来ると あの日の向日葵 村はずれ
木漏れ日の 揺れるを日長 眺めてる
泣いた赤鬼 今何処に住む
リコリス
炎天下 ほうづき見つけ 友思う
鬼灯
枯れ菖蒲 塩辛トンボの ハンモック
蜂が来て 花に潜って 出てこない 心配しながら 覗いてみたよ
テッセン
赤とんぼ 半夏に近づき 去りゆくよ
せみの道 高砂百合に 一礼し
高砂百合
お盆入り 菩提樹越えて サギが行く
ミソハギ
鹿の子百合 初めて咲いて 嬉しい日 思い出すのは 北園の丘
鹿の子百合
少し風 我が家の庭の 青い空 ギンヤンマ行く 垣根を越えて
角虎の尾
白睡蓮 投票場横 咲いている
睡蓮
にらめっこ 蚊に食われても 我慢して
姫蛇の目
揚羽蝶 鬼百合越えて 翔んで行き
鬼百合
アブラゼミ 昨日も今日も 鳴き続け
夜明け前 風蘭香り 小鳥啼く 今から出勤 遠くサイレン
風蘭
クロアゲハ 鹿の子の百合に 語りかけ
言葉がわからず 百合知らんぷり
カノコユリ
散歩道 凌霄花（のうぜんかずら） 少し揺れ 遠く雷鳴 近づく黒雲
ノウゼンカズラ
雨上がり バッタの子供が 遊んでる
ノカンゾウ揺れ 遠くサイレン
白蝶の ミントの夢酔い ここは何処
探し求めた 不思議の国から
パイナップルミント モンシロチョウ
鬼百合の 反りかえる朝 蝉時雨
郵便ポストは 便り一杯
オニユリ
夏の昼 赤星ゴマダラ 夢の中
アカボシゴマダラ
闇の夜の カサブランカの 鐘が鳴る
お伽の駅舎で 列車に乗るよ
ユリ
夏海老根 貰ったその日の 笑顔懐かし
ナツエビネ
青い空 か細く真白い 鳥が行く 仕事を切り上げ 早く帰ろう
ヒマワリ
漂うよ 桔梗の風船 虫の音と
キキョウ
空梅雨に 凌霄花の 昼迎え
ノウゼンカズラ
月の影 風蘭輝き 虫初音
フウラン
夏椿 メジロ群れ来て もういない 明日の準備 そろそろしまよしょう
ナツツバキ
帰り道 ミントの踊りの クルクルと
ひげ揺れて 鬼百合の中 キリギリス
オニユリ
我が家の庭2022年7月22日
2022年8月24日
ノカンゾウ（野萱草）
2022年7月23日
鷺草
アサギマダラ
フジバカマではなく、アザミにしばらく休んでいた。
台湾、琉球、九州、本州→北海道 の渡りの途中。
初めて蝶に一期一会を感じた。
アマリリス
素晴らしく大きく綺麗なアマリリスをお隣さんから頂きました。
十三夜 野萱草の 歌幽か
ヤモリかな 我が家の一員 何年も
窓越しの挨拶 畳の上の挨拶も
アゲハチョウ 空に止まって 遊んでる
夢かうつつか 昼寝は続く 極楽気分の 時間は止まり
眺めているよ 我が家の一員 アマガエル
ガラス越し ショパンも聞くよ 虫食べながら
シオカラトンボ フラッシュたいても 動かない
この群れは 闇夜の庭の 見送りに 黙しているよ 笑顔をもって
鹿の子百合 今年も咲いて 嬉しいな ショパン聞える 庭に居て
鮮血の ノーゼンカズラ 考察中 虚無と光の 関係は何
浮かんでる 真白い桔梗 風の中
藪萱草 八重の印の 梅雨終り
カサブランカ 映画の主題歌 聞えるよ
次々に ホウズキ赤く 嬉しいな
↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓
二か月後、初めて出来て 嬉しいな 透かしメッシュに 涼風通り
ホウズキの包みはに透かし網目に
ブーブー鳴らすホウズキは中の赤玉から
旨く内容物を取り除き空にして鳴らす。
ホウズキの花
沢桔梗 蝶々近づき 離れたり
白桔梗 お喋り続く 夜明け前
ギンヤンマ 行ったり来たり モネの池 今年も同じ 夏の日嬉し 
淡桃と白 岸辺の近く 嬉しい日
エスプレッソ ハンガリー舞曲を 聞きながら
池の端 隠れたところに 見つけたよ 夏の日差しも 涼し紫
我が町の 公園誰も いない夏 歩いて行くよ きのうも今日も
公園と 同じ気分の 時過ぎて 見知らぬ 道を分け入るよ
見いつけた 見知らぬ森の 端道の
見知らぬ花の 淡いしるしを
コチョウラン 引っ越し祝いの お裾分け
数年経過 今年も咲いて 嬉しいな
園児らが 先生に連れられ 嬉しいな 昔も今も 結んで開いて
甘夏ミカン 嬉しいな ママレード ヨーグルト 待ち遠しいよ
水溜まり トンボを追って 子等飛んで 向日葵トンネル 歓声残し
子等去りて 何処からか アベベルムコルポスが微かに聞える
食べたいな 食べたら分かる 美味しいか
リンゴ
伊勢原の 畔のミソハギ 蝉を聴く
頁へ行こう 「谷戸の秋 干し稲を待つ 一輪車」
頁へ行こう 「月照らす 村の小径を 歩いて行くよ 虫の音絶えて 北風少し」
「見上げれば 炎となりて モミジあり 歩いて行くよ あの日の丘に」
頁へ行こう 「裏庭の 侘び助咲いて 陽が暮れる」
頁へ行こう 「雪割草 見つけて嬉しい 散歩道」
春頁へ行こう 「サクラ サクラ たこ焼き食べ食べ 通り過ぎ」
頁へ行こう 「傘さして 歩いて行くよ 草の道」
「夕暮れて ホタルブクロの 点（とも）る灯（ひ）を
猫道に伏し しばし眺める」
写真集 中塚 哲