我が家の四季
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　丹沢山系東南の伊勢原の里山
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　さあ、春です。一緒に散歩いたしましょう。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　俳句・短歌・詩を一緒に作りましょう。
　　　　　　






　　　　　　　　　　　　　つくしんぼ　並んでお花見　嬉しいな
　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　篭いっぱい　摘んで行こうね　　楽しいね　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ツクシ　　　　　サクラ
　　　　　　　　　　　　　　












　　　　　　　　　　　　とこからか　ショパンの聞こえる　風の日は
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ヒメシャガ眺めて　過ごしましょう
　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　どこからも　お伽の音の　無い夜は　私の即興　返しましょう












　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　「夜の庭　ヘメロカリスに　露降りて」　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ポロネーズ　　弾き終わったら　窓開けて　月の灯りを　招きましょう　　　　ヘメロカリス











　
　　　　　　　　　　ボケの花　闇の使いの　シャボン玉
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　膨らみ弾けて　一つ咲き
　　　　　　　
　　　　　　　　暗闇で　お化けが笛を　吹く夜は　静かに窓開け　招きましょう　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ボケ












　　　　　　　　　　　　　真夜中の　ヒラツカスミレの　子守歌
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ゆうらりゆうらり　ゆりかご揺れて
　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　タヌキの子　元気いっぱい　泣いてるときは
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　何故かをちゃんと　尋ねましょうね
　　　　　　　　　　　タヌキの子　元気いっぱい　跳ねてる時は
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　黙って一緒に　踊りましょうね　　　　　　　　　　ナンザンスミレ










　　　　 　　　　　　　　春霞　歩いてゆくよ　嬉しいよ　お弁当もって　二人して
　　　　　　
　　　　　　　　　　　菜の花の　そよ風吹くよ　ほっぺたに　淡墨（あわすみ）かすむ　大山越えて　　　　　　　　　　　　菜の花










　　　　　　　　　ヒメヒオウギ
　　　　　　　











　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　サクラ　サクラ　たこ焼き食べ食べ　通り過ぎ
　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　ワタアメの　ふんわり白い　雲消えて　そよ風吹くよ　サクラが舞うよ　　　　　　













　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　来年は　焼酎飲み飲み　通るかな
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　







　　　

　　　　　　　　　「五月雨に　一番鶏が　聞こえるよ」
　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　オダマキ












　　 　　　　　　　　　　　段畑　モンシロチョウの　舞い続き
　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　野壺より　田舎の香りの　漂いて　夢か現か　昼寝の夢か]　　　　　　　　　　　　　　　　　アラセイトウ









　　　　　　　　　　　　春の日は　スミレの園の　散歩道　気をつけ歩く　　踏まないように
　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　長葉の白いスミレ　　　　　　　　　　　　　　　　　　　丸葉の白いスミレ







　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　スミレ（菫）
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　








ヒメシャガ
　　　　　　鉢植えでこんなに多くの花を付けたのは初めて。
　　　　　　　　









　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　黄花ホウチャクソウ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　









　　　　　　　　　ホウチャクソウ
　　　　　　　　









　　　　　　　　　ルリタテハ
　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ルリタテハ　　羽閉じ状態
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　








　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　釣鐘草
　　　　　　　　　　　　　　








　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　鈴蘭
　　　　　　　　　







　　　　　　　　　　　石斛
　　　　　　







　　　　　　　　　　　　　　　　ミヤマオダマキ　深山苧環
　　　　　　　　　　　　　　　



　　



　　　　　　2022年3月12日（76歳）神奈川県松田町西平畑公園にて　
　　　　　　　春霞の河津桜と富士　　優しい風と　　　　　　　　　
　 　　　
　　　　　　　　　　



　　　　　　　　　　　　



　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　





　　　　　　　　　　　　　　　河津桜と菜の花
　　　　　　　　　　　　








　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　旧友の　無事が知らされ　嬉しい日　　　　　　　　　
　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　 　ハナミズキ　遠い向こうの　走馬燈　時計が戻る　音無く回る　　　　　　　　　　　　　　　　我が家








　　　　　　　　イカリソウ　腹這いで撮る　林下かな　　　　　　
　　　　　　　
　　　　　　　　　　　巣をつつき　蜂に刺されても　楽しい日
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　イカリソウ
　　　　　　　　　　　

　　　　青空に　吸い込まれそう　ハナミズキ
　　
　　　　　極楽に　つながる梯子は　どこにある　探し求めて　歩いて行くよ　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ハナミズキ

　　スズランの　幽かな調べ　だれが奏く　探し歩くよ　キツネ火頼りに
　












　　　　　　庭の隅　雪笹（ユキササ）一輪　今咲いて　ようやく夜明け　小鳥が鳴くよ
　　　　　
　　　　　　

　　　

　　　　　　　　　そよ風の　菜の花越しの　鎮守森　見え隠れする　子等のなわ跳び
　　　　　
　　　　　　　お弁当　菜の花畑に　囲まれて　一緒に食べる　嬉しい日　　　　　　　菜の花　　　　　　　　ナノハナ













　　　　　　　夜明け前　　白いオダマキ　揺れている　蛙が歩いて　向こうに行くよ　
　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　オダマキ　　　　苧環

　　　　　　　　　　　　　　　









　　　おぼろ月　ヒメシャガ一緒に　眺めてる
　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　姫シャガ











　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　東風受けて　二色風鈴　オダマキの
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　魔法の舞の　　夜の続くよ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　二色風鈴オダマキ










　　　　　　　夜が更けて　キツネの嫁入り　続きます　雪餅草の　灯火（ともしび）の影
　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ユキモチソウ　　











　　　　　　　　　　ホウチャクソウ　蛙が鳴くよ　一緒に聴くよ
　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ホウチャクソウ　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　逢着草









　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　散歩から　戻るとツツジに　会える日は　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　タンゴを聴いて　過ごしましょう　
　　　　　　　　　　
　　　　　　　　霧島ツツジ　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　我が家　　　　　　　　　　　　　　サクラツツジ
　　　　











　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　赤い花　昼に輝く　夢灯篭
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　










　　　　　　　　　　　　　　　　夜が開けて　薔薇の香りの　贈り物
　　　　　　　　　　　　　　　





　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　 　　　　　　　　　　庭のバラ　次々咲くよ　嬉しい日　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　我が家　　　　　バラ










　　　　 　　　　　　　　　桜草　肩寄せ合って　待っている　遠い昔の　記憶の狭間（はざま）で
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　サクラソウ












　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　暗闇の　ギンギアナムの　夢の中 　トンネル過ぎて　明るい街へ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　












　　　　　黒い風　モクレン越えて　何処ゆくの　　お伽の国の　黒いお城に
　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　曇り空












　　　　　　　ウラシマソウ（浦島草）
　　　　　　　　これまでに最も釣り糸の長いウラシマソウ
　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　最長の釣り糸を見て意味なく嬉しい。
　　　　　　











　　　陽が昇り　春風吹いて　日曜日　歩いて行くよ　お伽の国へ　
 
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ウメ　　　　　　紅梅　　　白梅









　　　　　　　　　　　　　　夜明け前　水仙言葉が　聞こえるね
　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　スイセン












　　　　　　　　　一輪草　暗い林の　端に咲き　木漏れ日受けて　幸せな時
　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　イチリンソウ












　　　　　　　　　　　　　　嬉しいな　キクザキイチゲ　見いつけた
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　歩いて行くよ　落ち葉の道を
　　　　　　　　　　　　










　　　　ポロロンと　ギンギアナムの　お花見だ　　タヌキが踊り　キツネが跳ねる
　　　











　　　　　　　　　　　　　　　斑入りシャガ　夜露に濡れて　寒そうな　ふき葉のコートを　かけてあげましょ
　　　　　　　　　　　　　　












　　　　肥後スミレ　おぼろ月夜の　庭に咲き
　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ヒゴスミレ










　　　　　　　日なたぼこ　小鳥の声に　振り向けば　富士に向かって　今飛び行くよ
　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　青空　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　富士山










　　　　　　　　　　　　　暗闇の　ノースポールの　子守歌　　いつか聴いたよ　あの路地の裏
　　　　　　　　　　












　　　　桜草　背伸びしながら　見つめてる　幽かな時計の　コチコチ聞こえる
　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　サクラソウ












　　　　輝いて　スパラキシスの　群れ飛ぶよ
　　　
　　　　











　　　　　　　　　　野のアヤメ　　トカゲの隠れる　音がする　　　　　　　
　　　　　　　　
　　　　　　　　　　トカゲ君　隠れなくても　大丈夫　しっぽを切ったり 致しませんよ　　











　　　　　　　　花の中　バッタを見つけて　嬉しい日
　 　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ヘメロカリス











　　　　　　　　　　ギンランの　並んだ寄り道　目を細め
　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　笹葉ギンラン










　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　薄曇り　モクレン格子の　春風通り
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ヒヨドリが　騒いでいるよ　　　　　　　　　　　　ミツバツツジ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　メジロが枝に　隠れるよ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　日長眺めて　風邪をひき　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　










　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　弦桔梗　今年も咲いて　嬉しいな
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　カエル鳴く　ゲロゲロゲロと　応えたら　　　　　　　　　　　　　　弦咲ツキミソウ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　あっちでケロケロ　　向こうでゲロゲロ











　　　　　　　　　　　　　　　　ユキモチソウ　あの世に誘う　煌（ほむら）かな　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　気が付けば　祈らないまま　生き続け
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　たくさん薬を　飲み続け　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　










　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　春の日の　回転木馬　踊り子草
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　オドリコソウ










　　 　　　　　　　　　　　　芝桜　三つ葉躑躅（つつじ）の　春うらら　もういくつ寝ると　村祭り
　　　　　
　　　　　　　　今昼寝　となりで猫が　伸びをする　ちょうちょが舞うよ　まだまだ眠たい　　　　　　　　ミツバツツジ　　　　我が家
　　　　　　　　　　　　　　　　　










　　　　　　　庭の端　バイカカラマツ　白無垢の
　　　　　　　　　　　　　　　　　まぼろし花火　今咲き始め
　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　
　　　　　　








　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　武士（もののふ）の　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　矢避けの母衣（ほろ）の　クマガイソウ　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　チンポ草　そよ風受けて　萎んでる










　　　　　　　　ハルリンドウ　『春告げ草』と　名付けたい
　　　　　　　　
　　　　　　　　リンドウの　下をくぐって　蟻が行く　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ぽかぽか陽気　小鳥が鳴くよ　　　　　　　　　　フデリンゾウ










　　　　　　　　　イカリソウ　赤いコウモリ　ヤジロベエ　　　　　　　
　　　　　　　　
　　　　　　　　








　　　　　　　　　　　　イカリソウ　林下を巡る　宇宙船
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　











　　　　　　　　　　薄曇り　おやつの時間だ　嬉しいな　影道辿って　トンボも来たよ
　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　庭　　　　我が家










　　　　　　　　　　　　　雪柳　曇りの休日　銀の星
　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　シャーベット　その甘酸っぱさの　お伽の日　　　ユキヤナギ









　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　ヤブレガサ　春の陽浴びて　昼寝かな
　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ヤブレガサ





　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　


　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　


　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　エンレイソウ　ウグイス聞こえて　静けさ増して
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　














　　　　　　　　　　　　　　風の夜　中島潔の　絵を眺め　
　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ヘメロカリス













　　　　　　　　　　　夜明け前　ショパンを聴いて　ショパン弾き
　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　夕暮れて　コーヒー挽いて　ショパン聴き　デミタスカップ　二つ並ぶよ　　　　　　　　　　　　　　　　　　オダマキ












　　　　　　青空に　赤い花咲く　春が来た
　　　　
　　　　　　メジロ来て　　おしゃべりしながら　蜜吸って　　お空に飛んで　静けさ戻り　　　　　　　　　　サクラ











　　　　　　　　　森過ぎて　シロバナタンポポ　見いつけた
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　今日も嬉しい　日曜散歩
　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　白花　タンポポ









　　　　　　　　　　　　　「どこからか　トロイメライが　聞こえるよ　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　赤いスミレと　一緒に聴くよ　
　　　　　　　　　　　　
　 　　　　　　　　　　　　　　暗闇は　お化けがいっぱい　南山スミレ　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ナンザンスミレ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　怖くはないよ　友達だから










　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　おぼろ月　歩いてゆくよ　帰り道
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　お化けが出そうな　　雛草（ひなそう）通り
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　雨の日は　蛇の目をさして　お迎えに　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ヒナソウ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　嬉しい一緒の　小径（こみち）が続き












　　　　　　　　　　　　　セッコクの　見つめているよ　電話待ち
　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　セッコク













　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　釣鐘草　新月の夜　咲き始め
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ツリガネソウ











　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　稚児百合や　木陰にうつむき　何想う
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　春の夜の　昔々の　物語　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　チゴユリ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　一寸法師と　そのまま眠り










　　　　　　　　暗闇は　シラネアオイの　静けさに
　　　　　　　
　　　　　　　　遠くから　賛美歌聞こえる　春の夜は　シラネアオイと　おしゃべりしましょ










　　　　　　　　　　　　　　　斑入りシャガ　暗闇踊る　バレリーナ
　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　斑入りシャガ　踊る精霊　乗り移り　　　　　　　　　













　　　　　　　　　　　　 　　　　　　　　　　　里の道　ホウチャクソウの　花ふたつ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　キツツキの　こだまのように　叩くかな
　　　　　　









　 　　　　　　　　　おぼろ月　時がゆっくり　過ぎゆくよ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　私はぐっすり　お伽の夢を
　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　黒い猫　白雪芥子（けし）に　知らんぷり　　　　　　　　　　　　　　　　　　シラユキケシ













　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　一輪草　木洩れ陽を受け　嬉しそう　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　イチリンソウ











　　　　　　　　　　　　春かすみ　　カラスの宿の　　暮れゆくよ　　
　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ハルカスミ　　　　　春霞











　　　　　シマツルボ　びっくり箱の　中の夜　おしくらまんじゅう　続くよ続く
　　　
　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　椎茸が　初めて出てきた　それだけで　一日嬉しい　連休初日
　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　シイタケ










　　　　　月の夜　　クロバナフウロウ　見つめてる　昔々に　夢見たものを
　　　　
　　　　　　小夜更けて　黒花フウロ　ゆらゆらり　闇の気球に　手を振るよ











　　　　夕暮れを　歩いて行くよ　梅の里
　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　梅の園　　　　　ウメ









　　　　　　　　オキナ草　　立派な髭の　一つあり　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　
　　　　　　　　　髭爺の　禿頭の上　蝿見つけ　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　ハエタタキ探す　春の縁側









　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　青空少し　お猿の遊ぶ　藤の花
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　森の道　歩いてゆくよ　どこまでも　　　　　藤　　　　フジ
　　　　　　　　　　　　











　　　　　　　　　小手まりの　銀の架け橋　夢の中　過去の未来を　今越えて行く　
　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　コデマリ











　　　　　　　　　　　　　　白坊主　楽しそうに　ぶる下がり　春咲き大文字草の　夜が更けて
　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　春咲き　ユキノシタ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　











　　　　　　　　　夢見てる　　丹頂草の　夜の星　甘いお菓子の　お家（うち）の中で
　　　　　　　
　　　










　　　　　　　　　　　　　　　　ホウチャクソウ　黄花の影の　月おぼろ
　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　黄花　チゴユリ　　　
　　　　











　　　　　　　　　早起きの　ぼんやりとして　日の出かな　
　　　　　　
　　　　　　　　　風の無い　影絵の中の　日の出あり　遠くのお山で　カラスが啼くよ　　　　　　　　アサヒ　　　　　朝陽









　　　　　　　　　　　　小手鞠の　重ね重ねの　花玉の
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　春風静かに　揺れており　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　コデマリ











　　　　　　　　　　　　　　　暗闇へ　おいでおいでと　誰　誘う　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　シラン咲く道　夜が更ける
　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　暗闇に　お化けと一緒の　花見かな　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　シラン










　　　　　　　　　　　　　　　　バイモユリ　闇の幽霊　静かに眠る
　　　　　　　　　　　　　　　　　　














　　　　　　　　春の野に　今年も忘れず　ダイコンソウ　春だ春だと　告げてくれるよ
　　　　　
　　　　　　　　野の向こう　ホダ木を越えて　ホーホケキョ　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　アラセイトウ











　　　　　　　　　　　　　　　　　　　笹百合の　朝露光り　夜が明ける
　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　夜明け前　笹百合ひとつ　咲くときは
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　夢のハシゴを　　語りましょうね　　　　　　













　　　　　　　　　　佐渡おけさ　聞こえてくるかと
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　耳澄まし
　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　オドリコソウ（黄花）　











　　　　　ムスカリの　泡のブチブチ　見ていると
　　　　　　　　　　　　　　　食べたくなるよ　カミナリおこしを
　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ムスカリ











　　　　　　青空の　名残の菜の花　風少し　遠く大山　　カラスが行くよ
　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　菜の花　　　　　ナノハナ











　　

　　　　　　　　　「五月雨に　一番鶏が　聞こえるよ」
　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　オダマキ










　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　森の中　歩いてゆくよ　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　若葉から　光の洩れて　道映し
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　











　　　　　　　　　　　　　　　　　　金蘭の　光っているよ　鳥が啼く
　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　スズメバチ　知らん顔して　通り過ぎ　　　　　キンラン


















　　　　　　　　　　　　　　　　　　ヒメアヤメ　　今日の予報は　雨模様
　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　








　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　マムシ草　鎌首もたげて　口開けて
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ミミテンナンショウ？
　　　　　　　　　　　　　　　　　







　　　　　　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　　里山を　歩いてゆくよ　暖かい　日射しを受けて　新芽が揺れる
　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　雑木林









　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　


　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　三扇　　静のオダマキ　繰り返し
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　２色フウリンオダマキ　









　　　　　　　　　　　　　　　　　　ウラシマソウ　ヨイショと釣り竿　立てにけり
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　










　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ムサシアブミ　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　げんこつ振り上げ　何想う
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　　シャガの上　銀緑色の　トンボ舞う　花咲く頃に　また会いたいね
　　　　　
　　　　　　　　　　　「トンボ見て　歩いてゆくよ　夢の中」　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　カワトンボ

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　縁日で　求めて３年　シマツルボ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　妻の内職　１６年　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

　







　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　蝶取りの　子等の歓声　おさまりて　猫と一緒に　昼寝かな 　　　
　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　庭　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　我が家　　　　　　捕虫網
　　　　　　　　　　　　　　　　　









　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　キラキラと　セッコク花火　流れ星
　　　　　　 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　セッコク













　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　花玉はイワカラクサの風気球
　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　夢の中　空中散歩　楽しいな　金魚も浮かんで　すれ違い
　　　　　　　　　　　　浮かんでる　静かな静かな　花気球
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　街の灯（ひ）眼下に　微かに見えて











　　　　　一番星　見いつけた　
　　　
　　　　　　暗闇に　銀の砂子を　待ちましょう　　　暗闇に　踊る精霊　待ちましょう　　　　　　　　　　　　　　明けの明星


　　








　　　　　　　　　　　　　　　　姫シャガの　初夏の香りの　風通り　　　　　　　　　　　
　 　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ヒメシャガ
　　　　　　　　　　　　　　









　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　音の無い　点灯ありて　暮れゆくよ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　電話線　リスが渡るよ　春の風　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ツツジ











　　　　　　　ユキモチソウ　時間が止まり　音が消え　ほんの少しの　幽かな光
　　　　　　　無意識に　手を合わせたくなる　不思議花かな
　　　　
　　　　　　猫道の　暗闇照らす　ユキモチソウ
　　　　　　ニャロメ猫　シッコをかけて　過ぎにけり　
















　　　　　　　　　　　　鳴子百合　並んだ風鈴　どんな音　　リボンの騎士の　イヤリングの鐘
　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　チンチロリン　聞こえてきそうな　静けさよ　　　　　　　　　　アマドコロ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　










　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　釣り鐘草　野鴨が渡る　池の縁
　　　　　　　　　　　 　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　「谷戸の端　夜のお宮の　暗闇に　蛍消え入り　せせらぎ残り」　　　　　　　　　　白花　ツリガネソウ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　「暗闇に　ひょうたんつぎは　おりません　遠く遠くで　キノコとなって」　　　　　　夜の庭
　　　　　　　　　　　　　　　












　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　回っているよ　白山千鳥　一つ目小僧
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ハクサンチドリ






.





　　　　アゲハチョウ　ハナミズキ越え　シャラ越えて　お空の向こうに　　今　翔び行くよ
　　
　　　　　シャボン玉　春風を受け　漂いて　遠くに消えて　下校のチャイム　　　　　　　　　　　　ハナミズキ　　　　　我が家









　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　黄海老根の　ふたあつ咲いた　嬉しい日　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　キンラン









　　　　　　ニリンソウ　川辺に咲いて　薄陽さし　カワセミ渡り　今日の始まり　
　　　　









　　　　　　　　　　　　　ニリンソウ　閃き咲くよ　森の中
　　　　　　　　　　　











　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ニリンソウ　暗い林の　道しるべ　歩いて行くよ　踏まないように
　　　　　　　　　　　　　　　　　　











　　　　ヤマブキソウ　大きな木の下　雨宿り
　　　












　　　　　　　　　　　　　　　　スズランの　夜露に濡れて　聞こえるよ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　お伽の国の　幽かな響き
　　　　　　　　　　　　　　　　













　　　　　　　　　　雪柳　お空に浮かんで　天の川　　　　　　　　
　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　天の川　どんなお魚　いるのでしょうか　銀のウロコの　銀の波間に　　　　　　　ユキヤナギ











　　 　　　　　　あかね雲　　街の灯遠く　今点り　ふたつみっつと　静かに増えて
　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　夕焼け　　　












　　　　貝母百合（バイモユリ）　　お化けと一緒の　にらめっこ
　　
　　　　　万華鏡　金銀赤青　廻ってる　夢路を辿り　お伽の国へ









　　　　　　　　　　　　羅生門　葛の青の　闇閃り
　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ラショウモンカズラ









　　　　公園の　サクラが咲いたよ　嬉しいな　一番鶏と　朝日を浴びて
　　　















　　　　　　　　　　くまがい草　闇夜に泳ぐ　金魚かな
　　　　　　　　　 　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　クマガイソウ













　　　　　　　　　　　　　　　　　　　これは何　なんでもいいよ　風が吹く
　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ミント










　　　　　　　　釣鐘草　スジグロシロチョウ　一休み　　星ひとつない　　夜更けゆくよ
　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ツリガネソウ










　　　　　　　　　里の寺　　菜の花畑の　蝶々と　一緒に遊ぶよ　おなかすくまで
　　　　　　
　　　　　　　　　　　夏の日は　ひまわり畑に　替わります　迷路遊びの　待ち遠しいね　　　　　　　　　　　　　　　　　　菜の花　　　ナノハナ










　　　　おぼろ月　　シロバナアヤメ　　少し揺れ
　　
　　　　地虫鳴き　蛙の合唱　聞こえるよ 嬉しい嬉しい　日曜日












　　　　　　　小夜更けて　　匂い卯木の　　唄の路
　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ニオイウツギ







　　　　　　　　　　　　　　　　　　山椒の実　始めて実って　嬉しい日　収穫忘れて　硬くなり
　　　　　　　　　　　　　　　　














　　　　　　　　　小手毬の　我が家に降りて　天の川
　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　コデマリ











　　　ヒメシャガの　日本舞踊の　夜続き
　















　　　　　　　　　　　　　夜明け前　大きな口開け　飛んできた　どこからどこへ　いつからいつまで
　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　雲南トキソウ










　　　　菖蒲池　カワセミ枝で　　すまし顔　　遠くでお猿の　お喋り聞こえ
　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　菖蒲　　　　　ショウブ

　　　　　　　フクロウの　遠く聞こえる　闇の夜の　提灯行列　幽かに行くよ
　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　菖蒲　　　　　ショウブ












　　　　　　　　　苧環の　笠を被って　弥次郎兵衛
　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　オダマキ











　　　　　　　ポロロンと　鈴蘭染めて　ピアノ聴き
　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ピンク　スズラン











　　　　　　
　　　　
　　　　　　大きいな　その名も大山　昔から　覚えやすくて　素直で嬉しい　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　春霞














　　　　　　　　　　　フクロウの　夢で見ている　ものは何　とっても大きな　ティラミスかしら
　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　白糸草　　　　シライトソウ










　　
　　　五年ぶり　黒百合咲いて　嬉しい日　アップルパイも　最中（もなか）も出ない　
　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　黒百合　　　　　　クロユリ










　　　　ヒメウラナミジャノメ
　　　








　　　　眺めてる　おぼろ月夜の　虹の傘　　　
　　　
　　　　あやとりの　分福茶釜が　今止んで　元気な子等の　『お休みなさい』　　　　　　　　　　　　　　　
　












　　　　二人して　歩いて行くよ　散歩道　熊も通るよ　タヌキも通る
　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　山道　　　　　若葉













　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　朝早く　お猿の行列　何処行くの
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

　　
　　　　　　　怖いので　小猿は下を　歩いてく　遅れないよう　一生懸命　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　猿　　　親子サル






　　　　








　　　どこからか　　風鈴聞こえて　夜が明ける
　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　夜明け













　　　　　　　　　　美味しいな　冷たい冷たい　井戸の水
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　たくさん飲んで　下痢止買いに
　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　井戸端




　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　







　　　　「蝶々の　行ったり来たり　日曜日」
　　　
　　　　　「ラジオから　ピアフが流れ　猫が行く」　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ツツジ













　　　　　　　　　　　「天の川　お喋りしないで　見ているよ　瑠璃の竪琴　弾くのはだあれ」
　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ツリガネソウ













　　　　　　　　　　　　　　「闇照らし　足元照らし　ヨッコラショ　嬉しい知らせ　伝えに行くよ」
　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　黄花逢着草　　　　　ホウチャクソウ













　　　「イカリ草　猫が通るよ　知らん顔」
　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　イカリソウ












　　　　　「綺麗だな　　一緒の花見　カエル鳴く」
　　　「
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　藤　　　　フジ














　　　　「薮の中　螢葛の　瑠璃の星」
　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　















　　　　　　　「テンナンショウ　カッパじゃないよ　泣かないよ」
　　　　　　　

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　「不思議だな　こちらの色は　茶色だよ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　何故何故考え　昼寝の時間」
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　マムシグサ　　　













　　　
　　　　　「柿田川　今年も咲いて　嬉しいな　そよ風少し　野鴨は昼寝」　
　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　芝桜　　　　シバザクラ














　　　　　「春の朝　　思い思いの　あくびかな」
　　　　
　　　　　「眺めてる　タヌキも一緒に　あくびかな」　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　原種　　　　スイセン















　　　　　　　　「春の風　背伸びの運動　いちにいさんし」
　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　シラユキケシ












　　　　　　　「桜草　お休みなさい　明日（あした）また」
　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　サクラソウ













　　　　　　　　　　　　　「これなあに　小薮に光る　金の星」　
　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　八重山吹　　　ヤマフキ











　　　　　「雨の中　思い思いの　お地蔵さん　黙して語らず　夢路を行くよ」
　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　クマガイソウ












　　　　　　「忘れ物　虹の梯子で　探しましょうね」
　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　虹　　　　ニジ　　　サクラ　　　春霞











　　　　「忘れ物　探すの忘れて　夢遊び」
　　　　　　　

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　
　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　芝桜　　　　　シバザクラ












　　　　　　「雨上がり　稚児百合待って　腕時計　夢路の秒針　音無く廻り」
　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　チゴユリ












　　　　　　　　　　「春の夜の　押しくらまんじゅう　ホウチャクソウ」
　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　斑入り　　　逢着草
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　








　　　　　　　


　　　　「青い空　どこまで続く　青い空　タケコプターで　さあ探検だ」
　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　サクラ　　　　青空












　　　　　　　　　　「何だろう　大きな口開け　翔んできた」
　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　雲南朱鷺草　　　　トキソウ
　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　












　　　　　　　「せいくらべ　猩々袴　おはようさん」
　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ショウジョウバカマ











　
　　　　　　　　　　　　「糸水仙　バレーは続く　風通り」
　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　原種　水仙　　　　　スイセン

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　「気がつけば　デュエットとなり　夜が更けて」
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　













　　　　「クルクルと　ウインナワルツ　クルクルと」
　　　











　　　　　「嬉しいな　お花が咲いて　蝶が舞う」
　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　菜の花　　　　サクラ











　　　　　　　　「何だろう　スミレの向こうの　その向こう」
　　　　　　










　　　　　　　　　　　　「薮の中　少しの光　夜が明ける」
　　　　　　　「
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ムラサキケマン











　　　　　　「ここはどこ　スミレの国の　スミレ村」　　　　　
　　　　













　　　　　　　　「どこからか　聞こえてくるよ　手毬歌」　
　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ポピー？









　　　　　　　　　　「幼稚園　ほっぺた染めて　歌ってる」
　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　雛菊　　　　　ヒナギク










　　　　　　　　　　　　　　「ニリンソウ　今日は嬉しい　日曜日」
　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ニリンソウ　　　　　二輪草










　　　　　　　　「カザグルマ　クルクル回って　陽が昇る」
　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　カザグルマ






　　






　　　　　「銀の鈴　寝ぼけ眼で　見ているよ」
　　　 　　　
　　　　　　　　「どこからか　浮かび上がって　消え入るよ　お伽の国の　シャボン玉」　　　　　　　　白モクレン















　　　　　　　　　　　「久しぶり　ポンポコタヌキの　お散歩だ」
　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　「よく見ると　背中が禿げてる　どうしたの」

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　「こんにちわ　一緒にお花見　ユキヤナギ」
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　「精霊に　口紅シランも　加わりて」
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　「卯月末　　若葉が覆う　山と里」
　　　　　
　　　　　　　　「丘越えて　歩いてゆくよ　二人して」　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　大山
　









　　　　　　　　　　　　　　　　「ヒメカンゾウ　朝日を浴びて　眩しそう」
　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　「月曜日　次の土日が　待ち遠し」　　　　　　　　　　　　　　　　　　　姫萱草　　　　ヒメカンゾウ








　　　　　　　　　　　　　　　　　　　「乗って行こ　手鞠アザミの　風船に」
　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　「春の野の　花火となりて　アザミかな」　










　　　　　　　　　　　　　「弓月の　微かな光に　ひとつ咲き
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ツルハナシノブの　春のそよ風」
　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　





　　　　　



　　　　　　　　「鯉のぼり　いつか見た絵が　ここにある　歩いて行くよ　風に吹かれて」　
　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　菜の花　　　　　　ナノハナ
　　　　　　　　








　　　　　　　　　　　　　　　　　「オダマキの　　朝日を浴びて　朝の庭」
　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　









　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　「靄（もや）の朝　ミヤマオダマキ　眠そうな」　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

　　　　　　　








　　　　　　　　　　　　「道ばたの　金蘭一輪　街臨む」　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　「街の音　何も聞こえぬ　丘にいて」　　　　キンラン
　　　　　　　　　　　









　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　「木漏れ陽に　　ヒトリシズカの　並び咲き 　そよ風受けて　ウグイス聴くよ」　
　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　









　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　「白糸草　風に揺られて　皐月入り」
　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　





　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　


　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　




　　　　　　　　　　　　　　　　「こどもの日　斑入りの笹葉の　ホウチャクソウ 　明けの明星　眺めているよ
　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　「春蝉の　少し聞こえる　森の中」











　　　　　　　　　　　　　　　　　　　「めぐり合い　　夜啼きウグイス　どうしたの
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　夢路の里の　お話しなあに」　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　鶯
　　　　







　　　　　　　　「谷戸の端　ひなたぼっこの　メダカかな」
　　　　　　　　「夢の中　並んで泳ぐ　楽しさよ」
　　　　　　　








　　　　　　　　　　　　　　　　「淡い花　不思議な世界の　道草で」
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　タツナミソウ（林にて）　　　　　　　　　　　　　　











　　　　　　　　　「ヘビイチゴ　　食べると蛇に　なるのだと
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　言われて我慢　したその昔」　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　











　　　　　　　　　　　　　　　　　　「クリンソウ　重なり重ねて　百輪草」
　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　九輪草












　　　　　　　「ヒメサユリ　軒端に咲いて　雨宿り」
　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　姫小百合













　　　　　　　　　　「嬉しいな　お馬に乗って　お伽の国へ」
　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　仔馬











　　
　　　　　　「しょんぼりと　ミヤマオダマキ　どうしたの」
　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　苧環











　　　　　　　　　「翁草　岩陰隠れて　咲いている　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　遠く遠くで　　ヒバリが鳴くよ」
　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　オキナグサ









　　　　　　　　　　　「山吹の　雨上がりの沢　河鹿聞く」
　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ヤマブキ









　　　　　　　　　　　　「曇り空　歩いて行くよ　けもの道」
　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　「藪の中　キエビネ見つけて　無我夢中
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　中腰で撮り　今日は腰痛」　







　

　　　　　　　　　　　　　　　　　「ホウチャクソウ　今年も同じ　花が咲き
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　歩いて行くよ　　お供え持って」
　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　「屁太郎と　ネズミ男は　どこ行った
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　子泣き爺の　話しが続く」









　
　　　　　　「嬉しいな　山菜取りだよ　日曜日　ゆっくりゆっくり　一本道を」
　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　山道











　　　　「イワチドリ　夜中に翔んで　どこ行くの　星降る浜辺の　金銀砂子」
　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　岩千鳥











　　　　　「シモツケソウ　ふわふわ綿アメ　食べたいなあ　たくさん薬を　飲めば良いのだ」
　　　　











　　　　　　　　　　　「白アヤメ　　今日から連休　嬉しいな」　
　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　シロアヤメ














　　　　　　　　　　　「菖蒲池　新緑の陰　映す時
　　　　　　　　　　　　　　　　　我　鯉に乗り　空に遊ぶよ」　
　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　「菖蒲池　静けさ破る　ドジョウかな」











　　　　　　　「因果無く　生きる幸せ　知っている
　　　　　　　　　ダイセンオダマキ　先生ここに」　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　
　　　　　　　















　　　　　　　　「八重桜　ケヤキの新緑　空に映え」
　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　八重桜　　　　青空　　　若葉
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　













　　　　　　　　「花一面　都忘れの　帰り道」
　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ミヤコワスレ












　　　　　　　　　　　「帰りましょう　野鴨の渡る　山里に　灯りをひとつ　見つけたら」　　　　　　　　　
　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　「夕ご飯　今日のおかずは　何だろう　きのうの残りの　ひじきも出るかな」　　　　　夕焼け　　　春霞









　　　　　　　　　「キンポウゲ　どこから来たの　夜の丘」
　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　金鳳花











　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　「キンランの　扇の舞いの　夜続き」
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　金蘭









　　　　　　　　　　　　　　　「夜想曲　弾き手となりて　時（朱鷺）移り（映り）」
　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　「ゆらゆらと　昔の録音　今聞いて　想い出いっぱい　すべて美し」　　　　　　　　　　　　　　　　　　朱鷺草　　　　　トキソウ











　　　　　　　　　　　　「苧環（おだまき）の　静かな夜に　プリン食べ」　
　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　オダマキ












　　　　　　　「ここはどこ　遠い記憶の　シャボン玉」
　　　　　　
　　　　　　　「はるばると　野越え山越え　谷越えて　お空ではじけて　エデンは何処に」　　　　　　　　　野池











　　　　　　　　　　　　「イワチドリ　闇夜に舞うよ　夢の中」
　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　岩千鳥















　　　　　　「鯛釣り草　春風受けて　闇に咲き　座敷わらしと　眺めているよ」
　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　鯛釣り草　　　　　タイツリソウ













　　　「おぼろ月　口紅紫蘭　照らしてる　となりの竹藪　雀が寝てる」
　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　クチベニシラン











　　　　　　　　　　　　　　「マイズルソウ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　眠いときには　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　どうするの」
　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　舞鶴草










　　　　　「雨が降る　スズラン水玉　膨らんで」
　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　スズラン


　









　　「聞こえるよ　　ミヤコワスレの　おしゃべりが　おなかがすいた　ケーキが食べたい」
　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ミヤコワスレ　　　　　　都忘れ




　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　






　　　　　　　　　　　　　　「ヤマブキソウ　蛙の聞こえる　森の中」
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　「ヤマブキソウ　桜の花びら　風運ぶ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　暗き林下の　誕生日」












　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　「スズムシソウ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　鈴虫そっくり　私はびっくり」　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　鈴虫草

　　　









　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　「川沿いを　歩いてゆくよ　芝桜　　伊勢原の里　甍（いらか）の続く」
　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　芝桜　　　　シバザクラ











　　　　　　　　　「雨上がり　青いアヤメの　寒そうな　朝露光り　もうすぐ夜明け」
　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　アヤメ









　　　　　　　　　　　　「吊りしのぶ　朝露降りて　鳥の声」　
　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　「白アヤメ　明けの明星　眺めてる」　　　　　　　　　　　　　　　白アヤメ












　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　「モンシロチョウ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　美味しい美味しい
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　夢の中」
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　














　　　　　　　　　　　　　　「ヒメサユリ　ただひとつ咲き　夜が明ける」
　　　　　　　　　　　　　　


　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　






　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　「シャガを見て　お寺の屋根へ　降り立つよ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ムササビに乗り　一寸法師」
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　








　　　　　　　　　　　　　「アジサイの　つぼみお手玉　色少し」　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　「ごろ寝して　蚊に食われても　俳句かな」










　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　「泉湧き　メダカが元気に　泳いでる　ただそれだけで　今日も嬉しい」
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　












　　　　　　　　　　　　　　　「葱坊主　眺めているよ　鯉のぼり　一緒にお空で　泳ぎたいなあ」　
　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　葱坊主　　　　ネギ













　　　　　　　　　　　「踊り子草　ウグイスの谷の　隠れ家に」
　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　オドリコソウ









　　　　　　　　　　　「燃えたつよ　セッコク今咲き　風通り」　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　












　　　　　　　　　　　　　「想い出す　立たされ坊主で　見ていた薔薇を」
　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　薔薇　　　バラ












　　　　　　「雨上がり　園児が口開け　花見てる　ただそれだけで　嬉しい小径」
　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　テッセン












　　　　　　「もうすぐだ　おやつの時間　　思いだし」
　　　　　
　 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　アカボシゴマダラ












　　　　　　　　「おぼろ月　一緒に見あげて　キンポウゲ　うさぎの餅つき　微かにぺったん」
　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　金鳳花











　　　　　　　　　「銀蘭に　会えて嬉しい　森の道　　迷子の子猿の　お家を訊ね」
　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ギンラン











　　　「かくれんぼ　想い出すのは　泣き虫小僧」
　　
　　　　「いじめっ子　何故か楽しい　これでもか」
　　　　「とおせんぼ　これまた楽しい　何故だろう」
　　　　「アッカンベエ　やがて黙って　涙顔　　すべて懐かし　小径を行くよ」　　　　　　　　　　菜の花














　　　　「これは何　不思議の寺の　裏門に」
　　　
　











　　　　　　　　　　　　　「森の中　ホウチャクソウの　灯る頃　大きな翼（つばさ）の　飛び立つは何」
　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　













　　　　　　　「赤い鈴　幽かに聞こえて　夜が更けて　おもちゃの時間の　ピアノを弾くよ」
　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ピンクスズラン











　　

　　　　　　　　　　　　「これなあに　シャボン玉飛んで　お花になって」
　　　　　　　　












　　　　　　　　　「アリンコの　登って行くよ　おやつの時間」
　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　バラ














　　　　　　　　　「鬼ごっこ　隠れた薔薇を　通り過ぎ」
　 　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　浜茄子　　　　　ハマナス











　　　　　　「楽しいな　タケノコ掘りは　楽しいな」
　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　竹林

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　「美味しそう　そのまま食べたら
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　まずかった」
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　タケノコ









　　　　　　　　　　　　　　「采配欄　誰にも知られず　満開に」
　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　サイハイラン














　　　　　　　　　　　　　　　「闇の中　幽かな花火の　今咲いて　静かに静かに　消えゆくよ」
　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　モミジバ　　　シライトソウ











　　　　　　「あくびして　一番電車を　見送るよ」
　　　
　　　　　　「ロマンスカー　通勤に使い　二十年　お伽の時間の　静かに過ぎて」












　　　　　　　　　　「立ち止まり　眺めているよ　想いだし」　
　　　　　　　　













　　　　　　　　　　　　　　　　　　　「帰り道　　瞬く星の　花見つけ」
　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　シキンカラマツ






　　　　



　　　　　　　「シャボン玉　遠く浮かんで　山越えて」
　　　　　　
　　　　　　　　「ねんねこよ　誰かが何処かで　ねんねこよ　子猫ねんねこ　迷子の子猫」　　　　　　　大山　　　青空













　　　　　　　　　　　　　「蝶が来て　また去りゆくよ　五月晴れ」
　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　バラ

















　　　　　　　　　　　　　「螢待ち　青い雨傘　さしましょう」
　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ホタルブクロ


．








　　　　　　　　「白鷺の　渡って行くよ　薔薇香り」　　　　　
　 　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　バラ











　　　　「五月晴れ　眩しいだけで　嬉しいな」
　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　庭　　　　我が家












　　　　　　　「何だろう　お伽の国の　夜明け前」
　　　　　
　　　　　












　　　　　「森の中　炎の花の　見いつけた　蝶の踊りと　蛙の昼寝」
　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　テッセン














　　　　　　　　　　「日が暮れて　螢の宿の　灯がともり　　歩いて行くよ　不思議の駅舎に」
　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ホタルブクロ












　　　　　　　「赤い花　お喋りしている　青い空」
　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　バラ













　　　　　「すやすやと　お伽の国の　夢かしら」
　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ツリガネソウ　　　　　アゲハ










　　　　　　　　　「コーヒーを　ゆっくり挽いて　ボレロ聴き」
　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　バラ













　　　　　　　　　　　　　　　「闇の中　ハンショウヅルの　鐘が鳴る」
　　　　　　　　　　　　　














　　　　　　「月明かり　たどって会えて　嬉しいな」」
　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　スズラン













　　　　　　　　　「ハマナスも　トカゲの隠れる　　家となり」
　　　　　　　















　　　　　　　　　　　　　　「何処からか　ショパンのバラード　聞こえるよ　幽かな幽かな　記憶と共に」
　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ミニアヤメ












　　　　「藤垂れて　新聞配達　走り行き」
　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　フジ











　　　　　　　　　　　　　「青い花　夢の途中の　丘に咲き」
　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ホタルカズラ











　　　　　　　　　　　　　　　　　「丹頂草　空を見上げて　何想う」
　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　「行きたいな　ヒコーキ雲の　その向こう」　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　タンチョウソウ














　　　　　　「どこからか　菜の花畑の　歌が聞こえる　　息をこらえて　　耳を澄ますよ」
　 　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　アラセイトウ












　　　　　　　　　　　　　　「春リンドウ　　見つけて嬉しい　日曜日」
　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　「蜂が来た　知らん顔して　通り過ぎ」　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　フデリンソウ












　　　　　　　　　　　　　「震災の　読経に包まれ　友送る」
　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　黄花逢着草　　　　ホウチャクソウ














　　　　　　　　　　　　　　　「どこからか　女声合唱　聞こえるよ　遠い記憶の　故郷（ふるさと）の歌」
　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　姫小百合　　　　ヒメサユリ















　　　　　　　　　　　　　　「曇天に　　薄日が射して　嬉しいな」
　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　「蜥蜴でも　手足が隠れて　蛇気分」　　　　　　　カナヘビ














　　　　　　　　　　　　　　　「猫が行く　白いシャツ着て　ここは何処」
　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　白花シラン












　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　「キツツキの　遠くでたたくを　聴いている」
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　セッコク　　　　　　石斛











　　　　　　　　　　　　「こまどりの　遠く幽かに　聞こえるよ　新緑眩しい　あの丘越えて」
　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　コマドリ　　　　　若葉












　　　　　　　　　　　　　　　　　　　「竹とんぼ　廻って廻って　花咲いて」
　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　スパラキシス










　　　　　　　　　　　　　　　　　　　「嬉しいな　菖蒲の香りに　包まれて」
　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　「笹団子　アンコが入って　美味しいな」　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ヒメシャガ











　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　「春リンドウ　会えて嬉しい　野辺の朝」
　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　フデリンドウ？













　　　　　　　　　　　　　　　　「庭の花　煌めき浮かんで　星となり」
　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　モミジバシライトソウ












　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　「雨上がり　　明けの明星　見ているよ」
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　雨蛙










　　　　　　　　　　　　　　　　　　　「夕立だ　花も一緒の　雨宿り」
　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　雲南トキソウ










　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　「蜂が来て　また翔び去るよ　日曜日」
　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ニオイウツギ












　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　「稚児百合の　微かに揺れて　露光り」
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　チゴユリ










　　　　　　　　「ありんこの　空飛ぶ円盤　　黙ってる」　
　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　キンセンカ
















　　　　　　　「シュロの花　美味しそうだな　通り道」
　　　　　　












　　　
　　　　　　「強い風　　ゆうらり揺れて　また揺れて　じっと眺めて　お伽の国へ」　
　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ヤナギ　　　　青空　　　　　風











　　　　　　　　　　　　　「石の下　にょろにょろとして　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　不思議顔」
　　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　「つついたら　一目散に　薮の中。　大きくなったら　また会いましょね」
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　蛇　　　　　　ヘビ









　　　ふじやま公園のフデフデリンドウ
　　　
　　　　　開花数は14。　これまでの最高。
　　　　　ただそれだけで嬉しい。
　　　　　












　　　　　　　　　　　　「繰り返し　何故を忘れて　夢路行く」
　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　黄エビネ












　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　「良い香り　　木の芽の天ぷら　待ち遠し」
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　サンショウ　　　　　　山椒











　　　　　　　　「庭掃除　春の陽浴びて　嬉しいな」
　　　　　　　
　　　　　　　　「草引いて　十時を過ぎて　深蒸し茶」　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　我が家　　












　　　　　　　　「不思議だね　　ピンクのタンポポ　見いつけた」
　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ピンクタンポポ











　　　　　　　　　　「かりんとう　ポリポリ食べて　陽が暮れる」
　　　　　　　　　　　


　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　チゴユリ












　　　　　　　　　　　「探してる　　泣いた赤鬼　　会いたいな　歩いて行くよ　道を尋ねて」
　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　姫リュウキンカ








　　　　　　　　　　　　　　　　「桜餅　　美味しい晩の　オルゴール」
　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ギンギアナム










　　　　　　ふじやま公園の黄色い花
　　　　









　　　　　　　　　　　　　　　「村祭り　　春の花火の　今終わり　夜の公園　　だあれもいない」
　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　黄花ホウチャクソウ












　　　　　　　　　　　　　　「朧（おぼろ）月　　眺めているよ　赤い花」
　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　クンシラン　　　斑入り君子蘭









　　　　　　　　　　「お花見の　花も踊って　嬉しいな」　
　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　「聞こえるよ　お伽の国の　歌声が」　　











　　　　　

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　「紅葉葉の　白糸草の　星光り　歩いて行くよ　今を忘れて」
　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　シライトソウ









　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　「シャンシャンと　聞こえてくるよ　待ってるよ」
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　黄エビネ












　　　　　　　　　「ウグイスの　目覚まし時計の　朝迎え」
　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ミツバツツジ










　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　「ファンファーレ　遠い記憶の　夢の中　おもちゃの踊り子　廻るよ廻る」
　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　スイセン　　原種












　　　　　　　　　　　　　　　「花揺れて　フクロウ鳴いて　夜が更ける」
　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ドウダンツツジ












　　　　　　　　　　「舞鶴草　少しの光り　深呼吸」
　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　マイヅルソウ











　　　　　　　　　「ぼんやりと　ゆっくり時の　過ぎゆくよ」
　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　春咲きユキノシタ












　　　　　　　　　　　　　「美味しそう　蜜の香りの　夢の昼」
　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　キアゲハ













　　　　　　　　　　　　　　　　　　「ゆらゆらと　肩揉みお化けの　手がのびて」
　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ギンギアナム










　　　　　　　　　　「翁草　怖くはないよ　似てるけど」
　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　オキナグサ











　　　　　　　　　「花気球　闇夜に乗って　嬉しいな」
　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　サクラソウ









　　　　サクラソウ
　　　









　　　　　　　　サクラソウ（原種）
　　　　　　　







　　　　　　　　　　　　　　　　　濃色サクラソウ
　　　　　　　　　　　　　　　　












　　　　　　　　　「咲き始め　いつか通った　青い空」
　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　サクラ











　　　　　　　　　　　　　　　「熊谷草　眠っているよ　星の夜」
　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　クマガイソウ












　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　「そよ風に　浮かんで飛んで　消えゆくよ」
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　













　 　　　　　「かくれんぼ　梅花イカリソウ　鬼ごっこ」
　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　バイカイカリソウ













　　　　　　　「雪笹の　メモに書かれた　ものは何」
　 　　　　
　　　　　　　「そよ風の　おぼろ月夜の　庭の花　深蒸し茶飲み　見つめているよ」　　　　　　　　　　　　　　ユキザサ
　　　　　












　　　　　　　　　　　　　　　「金蘭の　傍ら通って　お使いに」
　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　「振り向いて　また会うことを　約束し」　　キンラン











　　　　　　　　「ハナミズキ　　シャラの新芽と　青い空　眺めているよ　まだまだ眠い」
　　　　　











　　　　　　　　　　　　　　「雨宿り　ヒメハルジョオンの　園で待ち」
　　　　　　　　　　











　　　　　　　　　　　　　　　「シャガの咲く　五月となりて　健康診断　行きたくないね　ホトトギス鳴き」　　
　　　　　　　　　　　　　　　






　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　「暗闇を　ヒメヒオウギの　星揺れて」
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　「食べたいな　お伽の国の　お菓子星」

　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　「庭アヤメ　皐月の風の　通り抜け」
　　　　　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　　　








　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　「ニワセキショウ　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　真上の太陽　どこ行った」
　　　　　　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　　　　　　「薄曇り　　シキンカラマツ　竪琴の　銀の砂ごの　調べ聞こえて」
　　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　











　　　　　　　　　「ツボサンゴ　千代紙折り鶴　赤い星」
　　　　　　　　　　　　 　　　　　











　　　　
　　　　　　　　　「ぼんぼりの　琴の音色の　灯が点り」
　　　　　　　　　「雛祭り　ひとつき遅れで　いたしましょう　　　ぼんぼりつけて　甘酒飲んで」
　　　　　　
　　　　　　　　　　　和名は鯛釣り草　「農協で 求めて３年　大漁だ」　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　タイツリソウ
















　　　 　　　　　　　　三十路の息子を迎えて　バーベキュー　タレは自家製　おなか一杯　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　大きく育っただけでも嬉しい連休
　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　我が家　　　　　　　　　　　庭











　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　「早起きの　ご褒美として　青と白
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　闇の精霊　おいていったよ」
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　アヤメ
　　　　 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　








　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　「花終わり　ひなたぼっこの　トカゲかな」
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　カナヘビ










　　　　　　　　　　　　　「傘さして　釣り竿持って　こんにちわ　　姫浦島草の　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　船出これから」
　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　姫ウラシマソウ







　



　　　　　　　　　「道端に　深紫の　初夏見つけ」　
　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ミヤコワスレ











　　　　　　　　　「蛙鳴く　岩唐草の　夜が更けて」　　　　　　　　
　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　イワカラクサ












　　　　　　　　　　　　　　「そよ風に　シキンカラマツ　閃ってる　村の花火が　待ち遠しいね」　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　

















　　　　　　　　　　「青い空　白雲のもと　不如帰鳴く」
　　　　　　　
　　　　　　　　「その昔　届ける途中　お土産を　つまんで食べた　その道続く」　　　　　　　　　　　　　庭　　　　　我が家











　　　　　　　　

　　　　　　　　　　「その昔　十字のしるし　今何処に」
　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ドクダミ











　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　「透き通る　水辺の岩に　花見つけ　ただそれだけで　今日も嬉しい」　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　イワタバコ













　　　　　　「嵐去り　　電車も復旧　　庭掃除」
　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　マツモトセンノウ











　　　　　　　　　　「梅雨の夜　　地虫の鳴いて　更けゆくよ」
　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　八重のドクダミ












　　　　　　　　　　「青い空　テルテル坊主　嬉しそう」
　　　　
　　　　　　　「おちょろけて　また叱られて　立たされて　　それでも楽しみ　　次のおちょろけ」　　　　　　　　　　　　ハナミズキ














　　　　　　　　　　　　　　「歌声が　遠く遠くに　聞こえるよ　　歩いて行くよ　しるしを求めて」
　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　スパティフィラム












　　　　　　　　　　　　　　「日曜日　　金環食の　　写真見る
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ショパンのワルツの　聞こえる夕べ」
　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　エダキキョウ














　　　　　　　　　　　　　　　　「折り紙の　ホタルブクロは　今何処に」
　　　　　　　　　　　　　　
















　　　　　　　　　「チリリリと　ヒガラのおしゃべり　続いてる
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　これから通勤　タケコプターで」
　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ヒガラ　　　　　　日雀













　　　　　　　　　「苧環の　三重唱の　夜続き」
　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　オダマキ













　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　「子守歌　半鐘弦の　昼寝かな」
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ハンショウヅル













　　　　　　　　　　　　「スイカズラ（金銀草）　　お伽の森の　夜に咲き」
　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　スイカズラ　　　　　金銀草













　　　　　　　　　　　　　「雨上がり　葉っぱを齧る　音を聞く」
　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　カタツムリ　　　　アジサイ













　　　　　　　　　「なにわ薔薇　あくびをしてから　クシャミして」
　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ナニワバラ












　　　　　　　　　　　　　　　　　「ゆーらりと　大麦センノウ　揺れる朝
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　サティーを聴いて　コーヒー挽くよ」
　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　オオムギセンノウ









　　

　　　　　　　　　　　　　　「青空と　黄花広がり　トカゲの昼寝」
　　　　　　　　　　　　










　　　　　　　シャボン玉　　空高く消え　　虹浮かび
　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　アジサイ











　　　　　　　　　　　　　　　　　　そよ風と　　ショパンの流れる　　窓辺にて
　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　オオムギセンノウ











　　　　　　　　　西の空　宵の明星　見いつけた　白いお花の　　香りの中で
　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ミカンの花










　　　　朝の庭　美味しい空気で　深呼吸　　寝坊の蛙の　夢のとなりで　
　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　スパラキシス　　　　　　　風知草　　　　　　　　ツリガネソウ
　　










　　　　　　　　見たことの　ないちょうちょうが　止まってる
　　　　　　
　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　近づくと　羽を開いて　黙ってる
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　見つめていると　こっちを見るよ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ゴマダラチョウ










　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　音が消え　光も消えて　そよ風吹くよ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　石斛　　　セッコク











　　　 　　　 　　星の夜　　コーヒーミルを　　片づける
　 　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ヒメカンゾウ　　　　　　　　　　　姫萱草










　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　庭の隅　　地虫の鳴いて　子守歌　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ヒメシャガ











　　　　　　　　　日曜日　　ぽつぽつぽつと　　ピアノ漏れ
　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　我が家　　　　バラ











　　　　　　　　　　　　　　　　　白アヤメ　耳を澄まして　ショパン聴き
　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　白アヤメ










　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　音のない　采配蘭の　流れ星
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　サイハイラン












　　　　　　　　　　　　　　　　　　　朧月　今日も一緒に　眺めてる
　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　シマツルボ










　　　　　　　　　　　　　　　虫駆除を　止めてそのまま　にしておく　　蛙が鳴くよ　暗闇遠く
　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　フキ　　　　　　　　　　　　バッタの子












　　　　　　　　天の川　　アヤメの咲いて　流れ着き
　　　　　









　　　シラネアオイ
　　　








　　　　　　　青い空　　今年も巡る　　赤い花
　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ツツジ　　　　サツキ









　　　　　　　　　　　　　　　嬉しいな　青いシランの　咲き始め　　鈴の音の無い　夜が更けるよ
　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　青花シラン

　　　　　　　　　　　








　　　　　　　　　銀の鈴　　夢の梯子の　帰り道　幽かに聞こえて　辿り着いたよ
　　　　　　　













　　　　　　　　　　　池の朝　　靄に包まれ　アサザ咲き
　　　　　　　　　













　　　　　　　　　　　　　　　　　赤い花　　炎の花の　　今咲いて
　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　バラ












　　　　　　　　　　春リンドウ　見つけて嬉しい　草の道　　そよ風通りの　そよ風番地
　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　大山　　　　春霞










　　　　　　　　　　　　　白い花　明けの明星　眺めてる
　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　白花シラン










　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　雨蛙　　昼寝の時間　　過ぎて寝て
　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　アマガエル　　　　ギボウシ











　　　　　　　　　　　　　　　　　　　木洩れ陽の　ほんのひととき　過ぎる道
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　歩いて行くよ　　お伽の世界へ　
　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　シャガ









　　　　　　　　美味しそう　お菓子の国の　お菓子花
　　　　　　












　　　
　　　　　　　　　　　鯉跳ねて　遠くヒバリの　　さえずり続き
　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　野池　　　　春霞











　　　　　　　　　　　　　半鐘弦　　マントバー二を　聴いている　
　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ハンショウヅル











　　　　　　　　　　　　　　春霞　　真赤な芥子の　かくれんぼ
　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ヒナゲシ












　　　　　　　　　　　　万華鏡　クルクルキラキラ　楽しいな
　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　雲南トキソウ











　　　　　　　　　　稚児百合と　一番鶏を　聞きながら　草餅美味しい　お茶の香りと
　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　チゴユリ










　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ありんこが　　螢カズラを　越えてゆく　
　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ホタルカズラ










　　　　　　　　　　美味しいな　たまごご飯の　久しぶり
　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　セッコク











　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　桜草　寝ぼけまなこの　不思議顔　もうじき夜明け　待ち遠しいな　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　サクラソウ









　　　　

　　　　　　　　ここは何処　流れてゆくよ　笹舟の　過ぎるのは何時（いつ）　会えるのは何時（いつ）
　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　シバザクラ　　　　　小川












　　　　　　　　　　　浜茄子の　岸辺に遊んで　嬉しいな
　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ハマナス










　　　　　　　　　　イカリソウ　ひとつ梅花の　おぼろ月
　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　バイカイカリソウ










　　　　　　　　　　　　　　日曜日　木洩れ陽の中　キジが行く
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　遠くウグイス　　幽かに聞こえ
　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　雉　　　　　　キジ








　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　立ち止まり　懐かしそうに　振り向いて
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　再びゆっくり　　歩いてゆくよ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　雉　　　　　　キジ









　　　　　　　　　　　　　　　　　釣鐘草　遠く幽かな　歌聞こえ　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ツリガネソウ











　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　夜が更けて　　赤い蝶舞う　　ここは何処
　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　松本センノウ



　　　　　　　　　　　　　　　








　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　なんとなく　ハッカの飴が　食べたいな
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　スズラン







　　　　　　　　


　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　白スミレ　のびをしたあと　そのまんま
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　お花畑の　揺り籠揺れて
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　スミレ










　　　　　　なにわ薔薇　園児が通るを　見送るよ　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　振り向き振り向き　手を振り続け
　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ナニワバラ









　　　　　　　　　　　　眺めてる　　ピンクの鈴蘭　　三日月を
　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　いつのまに　シャックリ止まって　嬉しいな　　　　　　　　　　　　　鈴蘭　　　　スズラン










　　　　　　　　　　　　　　　　春リンドウ　木洩れ日嬉しい　日向ぼこ
　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　フデリンドウ












　　　　　
　　　
　　　　　　　　今日もまた　美味しい空気の　吸い歩き　　　　　　　　　　　　　　　　　　大山　　　春霞











　　　　　　　　　　　燃え立つよ　炎の花の　昼が過ぎ
　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　サルビア？











　　　　　　　　　　　　　　　　　珈琲と　ショパンの流れる　部屋にいて
　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　黄花ホウチャクソウ








　　　　　　　　　　　からまつの　星の瞬く　縁台の　　おぼろ月夜の　うさぎは何処に　　　
　　　　　　　　　　　　　　　
　　　 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　シキンカラマツ











　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　どこからか　わすれな草の　歌聞こえ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ジョスランの　バイオリン聞き　涙する　　　　　　　　　　　　　　　　　ワスレナグサ










　　　　　　庭の隅　閃き続けて　夜迎え
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　ナツスイセン　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　聞こえるよ　黄色い鈴の　お喋りが
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　黄エビネ









　　　　　　　　

　　　　　　　渋田川　雨戸を開ける　音を聞き　夢路を辿り　記憶を越えて　　　
　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　シバザクラ　　　菜の花












　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　廻ってる　クルクルクルと　目も廻る　天秤担いだ　飛脚は何処に









　　　　　　　　　　　　　　　　　綿アメを　食べたくなっても　我慢する
　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　芍薬　　　　シャクヤク










　　　　　　　　　　　　　その昔　共に歩いた　細道を　ひらひらゆっくり　蝶々舞うよ
　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　田圃　　道　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　菜の花　　　ナノハナ











　　　　　　夜明け前　すやすや眠る　おきな草
　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　オキナグサ










　　　　　　　　　　ウグイスの　鳴き声真似て　おしゃべりを
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ずっと続けて　迎える日の出　
　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　サクラソウ









　　　　　　　　　　　　　　はいチーズ　記念写真の　かけ声の
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　微かに聞こえて　遠く大山
　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　パンジー










　　　　　　舞鶴草　ようやく咲いて　嬉しい日
　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　マイヅルソウ

　　　　　　　








　　　　　　　　　　　　　　夏ミカン　穫り入れの空に　初つばめ　行ったり来たり　さえずり翔ぶよ
　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ミカン










　　　　
　　　　　　　　　陽が落ちて　宵の明星　輝くよ　カナリア歌う　軒下幽か　　　　　　　　　　 　　　　　　　　　
　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　夕焼け











　　　　　　　　　　　　　　　　　春霞　ぼんやりとして　なんとなく　　ただなんとなく　それが嬉しい
　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　まだ寒い　蛙歩いて　つまずいて　ひっくり返って　起きあがり
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ビックリ眼で　歩いて行くよ　　　　　ニリンソウ












　　　　　　　　フラッシュに　応えてニンマリ　猫知らん顔
　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　サクラソウ










　　　　　　　　　　　　　　　　楽しいな　海老根の子供に　囲まれて
　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　エビネ　　　　　　　クマガイソウ










　　　　　　　　寒葵　押しくら饅頭　楽しいな
　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　カンアオイ









　　　　　　　　　　　　　春風に　吹かれて一緒に　歩いて行く
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　いつか来た村　　夢路を行くよ
　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　糸スイセン　　　原種










　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　お茶を飲む　マントバー二の　部屋に居て
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ムラサキケマン












　　　　　　　　　　　「訃報聴く　フィッシャー・ディスカウ　菩提樹の　夢路の冬の　木枯らしは何処」　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　 　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　シラン













　　　　　　　　　　　　　　　　「一筋の　光りを受けて　静かな日　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　会津の十訓　繰り返し読む」　
　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　金魚








　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　「青い花　螢の里で　待ってるの」
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　アヤメ











　　　　　　　　　　　　　「ラムネ飲み　　なんじゃもんじゃの　木を見上げ」
　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ナンジャモンジャの花











　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　「行きたいな　まだ見ぬ花の　咲く国に」
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ナミアゲハ










　　　　　　　　　　　　　「嬉しいな　蜜柑の花咲き　蜂が来て」
　　　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ミカンの花　　　　　我が家












　　　　　　　　「夢の国　泳いでいるよ　楽しいね　今度はどっちに　行って見ようか」
　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　野鯉












　　　　　　　　　　「ルルルルと　　キツツキ続く　　昼下がり」　　　　
　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　青空　　　若草











　　　　　　　　　　　　　　　　　「小手毬の　　夜の踊りの　今続き」
　　 　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　コデマリ











　　　　　　　　　「白アヤメ　一緒に聞くよ　一番鳥を　早寝早起き　お友達だね」
　　　　　　　
　　　　　　　
　　　　　　　　










　　　　　　　　　　　　「山鳩の　昼寝の続く　森の中　起こさぬように　そうっと通り」
　　　　　　　　　　











　
　　　　　　　　「赤風船　　白糸垂らし　越えてゆく」　
　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　青空　　　　若草










　　　　　　　　　「谷戸の初夏　静かに時の　過ぎる頃　カワセミの青　向こうに消えた」
　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　春霞








　　　　　　　　　　　　　　　「これなあに　と聞いたらば　しゃべるわ　しゃべるわ　夜店のおじさん」　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　「終わったら　最初に聞いた　こと忘れ」　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　セッコク










　　　　　　　　　　「露草の　横でメダカが　遊んでる」
　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ツユクサ

　　　　　　　　　　　　　　　「聞こえるよ　　ニオイハンゲの　吠え声が」
　　　　　　　　　　　　　　














　　　　　　　　　　「アサザ咲き　小鳥が啼いて　夜が明けて
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　遠く電車の　音が聞こえる」
　　　　　　　















　　　　　　　　　　　　　　「不思議花　采配蘭の　黙ってる」
　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　サイハイラン













　　　　　　　　　　　　　　　　　　　「蝶々の　グライダーだね　乗りたいな」
　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　アゲハ蝶











　　　　　　　　　　　　　　　　「星の夜　　お花の舞いは　蝶となり　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　一緒に踊るよ　消えゆく時間も」
　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ヒメヒオウギ











　　　　　　　　　　　　　　　　　「手を合わせ　それから空を　見上げてる」
　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　道祖神



　　


　　　　　　　　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　「金蘭と　　銀蘭の咲く　ここは何処」
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　　「銀蘭の　向こうのお寺の　鐘が鳴る」　
　　　　　　　　　









　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　




　　　　　　　「今日もまた　若葉の香る　道を行く」
　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　大山　　　　青空　　　若草












　　　　　　　　　　　　「姫射干の　会えて嬉しい　初夏の宵」
　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ヒメシャガ













　　　　　　　　　　　　　　　　　「姫イズイ　　幽かな光　　灯す頃　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　名残の風鈴　　風が過ぎるよ」　
　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ヒメイズイ













　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　「姫萱草　　おはじきの歌　聞こえるよ」
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ヒメカンゾウ

　　　　　　　　　　「夜が明けて　半鐘弦の　鐘の音の
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　伴奏となり　　モーツアルト聴く」　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ハンショウズル













　　　　　　　　　　　　　　　　　　「薬のみ　庭掃除の後　お茶を飲む」
　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　セッコク















　　　　　　　　　　「藤揺れて　正午のチャイム　朝寝坊」
　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　フジ棚













　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　「ホーホケキョ　　金蘭咲いて　想いだし」
　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　キンラン　　　金蘭












　　　　　　　　「釣鐘草　一緒にかじかの　鳴くを聞き」
　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ツリガネソウ












　　　　　　　　「銀蘭の　小径を辿って　お使いに」
　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ギンラン　　　　銀蘭










　　　　　　　　　　　　　　　　「どこからか　　まな板の音　聞こえるよ」　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　セッコク











　　　　　　　　　「ここは何処　だあれも知らない　森の池 　こちらを見ながら　　鴨が過ぎるよ」
　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　カルガモ











　　　　　　　　　　　　　　　　　　　「破れ傘　　かじかの鳴くを　遠く聞き」
　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ヤブレガサ











　　　　　　　　　　　　　　　「鳥の声　一緒に聞いて　日曜日」
　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ヤマブキソウ











　　　　　　　　　　　　　「桜超え　燕が遊ぶよ　宙返り」
　　　 　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　八桜　　　　ヤエザクラ　　　　　サクラ












　　　　ふじやま公園登り口
　　　　










　　　　　　　　　　　　　　　　　　　「夕暮れに　ヒトリシズカの　歌を聞き」
　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ヒトリシズカ（実））

　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　ヒトリシズカ（花）









　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　「あまどころ　あんみついっぱい　食べている」
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　アマドコロ











　　　　　　　　　　　　　　　　「背伸びして　深呼吸して　目が回り」
　　　　　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　　　　　　　　　「アヤメ鳥　ふわふわ翔んで　鬼ごっこ」
　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　アヤメ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　













　　　　　　　　　　　　「笙の笛　聞こえて消えて　夜が明ける」
　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ナニワバラ














　　　　　「おまんじゅう　おかないっぱい　食べたいな
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　深蒸し茶飲み　　しみじみ思う」　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　アジサイ
　　　












　　　　　　　　　　　　　　　　「あくびして　背伸びの運動　やっこらさ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　もうすぐ夜明け　　遠く街の灯」
　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　雲南トキソウ











　　　　　　　　　　　　「久しぶり　フタリシズカに　会えました　嬉しい嬉しい　日曜日」
　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　「良く見ると　ヨニンシズカに　見えました　しかもまるまる　太っていたよ」　　　　　　　　　　　フタリシズカ












　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　「枝桔梗　初めて咲いて　嬉しいな　もうじき夜明け　嬉しいな」
　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　エダキキョウ










　　　　　　「何の花　聞いて忘れて　また聞いて　またまた忘れ　今また聞くよ」
　　　　　

















　　　　　　　　　　　「アラベスク　明けの明星　光ってる」
　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　カンアオイ









　　　　　　　　　「鯉のぼり　　青空泳ぎ　藤越えて　遠く遠くに　行きました」　　
　　　　　　　
　 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　フジ　　　　藤








　　　　　　　　　　　　　　「ワッハッハ　笑い上戸の　酒盛りだ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　不思議の国の　お伽の番地で」　
　　　　　　　　　　　　　











　　　　　　　　　　　　　　「ポロロンと　幽かに鈴の音　聞こえる夜
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　会津の十訓　　どこからか聞こえ」
　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　スズラン












　　　　　　　　　　　「朧月　　蛙が夢を　見る頃に」
　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　黄エビネ












　　　　　　　　　　　　　「ぶる下がり　おしゃべりしながら　朝迎え」
　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　アマドコロ










　　　　　　　　　　　「フウフウと　紙風船を　膨らまし 　チイのほっぺも　ふくらんで」
　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ハナミズキ











　　　　　　　　　　　　　「目が回る　　廻り踊りの　続くよ続く」
　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　弦咲ツキミソウ











　　
　　　　　　　　　　　　　　　　「丘越えて　一番鶏の　聞こえるよ　お庭の隅の　蛙も鳴くよ」
　　　　　　　　 　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　白ヤマブキ
　　
　　　　　　　　










　　　　　　　　　　　　　　　「天の川　　お花と一緒に　眺めてる」　　　
　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　エビネ











　　　　　　　　「舞鶴草　ねんねこの歌　聞いている」
　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　マイズルソウ












　　　　　　　　　　　　　　　　　「夜が更けて　タツナミソウの　夢揺れる」
　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　タツナミソウ












　　　　　「嬉しいな　もうじきおやつ　庭掃除」
　　　
　　　　　「シャボン玉　チイの嬉しい　顔映り」　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　白モクレン












　　　　　　　　　「日曜日　大きな伸びで　朝迎え」
　　　　
　　　　　　　　　「一番鶏　まだ起きていない　今日は雨」　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　オキナグサ











　　　　　　　　　　　「おぼろ月　　遊覧飛行に　飛び立つよ」
　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　イカリソウ












　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　「青空に　大鷹舞うよ　庭掃除」
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　











　　　　　　　「風鈴の　幽かに聞こえる　夜が更けて」
　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ホウチャクソウ











　　　　　　　　　　　　　「葉桜に　そよ風通り　何処行くの」
　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　エビネ













　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　「二輪草　珈琲一緒に　飲んでいる」
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ニリンソウ










　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　





　　　　　　　　　　　「朝冷えの　野原の小径を　歩いて行くよ」
　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　「風車（かざぐるま）　東風吹く里を　見渡して　遠く大山　オオタカ舞うよ」　　　　　サクラ　　　　　　大山
　　　　　　　　　　　　　　　　







　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　「どこからか　浜辺の歌が　聞こえるよ　虹の輪傘の　月の夜更けて」
　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　スズランスイセン












　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　「やまぶきを　詠んで返した　里に住む」　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ヤマブキ











　　　　　　　　　　「おぼろ月　乙女椿と　眺めてる」
　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　乙女ツバキ












　　　　　　　　　　　　　「青い花　今年も会えて　嬉しいな」
　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ムスカリ











　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　「夏蜜柑　こんなにいっぱい　穫れました
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　近所に配って　それでもいっぱい」
　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　「篭に入れ　ヨイショと持ち上げ　つんのめり　少しずつ分け　運ぶ日曜」　　　　　　　　　　　　　　　　　　ミカン
　　　　　











　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　「そよ風と　　甘い香りの　夜の続くよ」　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　エイザンスミレ






　



　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　「春霞　太極拳の　朝迎え」
　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　サクラ









　　　　　　　
　　　　　　　　「嵐去り　お化けも去って　一安心」
　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　スイセン










　　　　　　　　　　　「音のない　花火の続いて　夜が明ける」
　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ショウジョウバカマ










　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　「夢の中　　赤いスミレと　夢見てる」
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ナンザンスミレ










　　　　　　　　　「ポロネーズ　弾いてる夢から　今醒めて　コーヒー挽くよ　もうじきおやつ」
　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　白モクレン














　　　　　　　　　　　　　　　　　　　「ファンファーレ　アンサンブルの　朝迎え」
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　スイセン　　　　原種












　　　　　　　　　　　　　　「風車（かざぐるま）　東風吹く里を　見渡して」
　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　タチツボスミレ？












　　　　　　　　　　　　　　　　　　「これなあに　白いおはじき　春の風　ゆうらりゆうらり　揺りかご揺れて」
　　　　　　　　　　　　　　　　












　　　　　　　　　　　「子守歌　想い出す花　今咲いて　遠い記憶の　夢の彼方に」
　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　豊後梅　　　　　ブンゴウメ
　　　　　　　　










　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　「肥後スミレ　春の日一緒に　日なたぼこ」
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ヒゴスミレ












　　　　　　　　　　　　　　　「楽しいな　おしゃべりしてる　花言葉」
　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　？










　　　　　　　　　　　　　　　　　　「ボケ眺め　大きなあくびの　夜が更ける」
　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　「何となく　おにぎり食べたく　なりにけり」













　　　　　　　　　　　　　　　　　　「庭の隅　雪割草の　花見つけ　ただそれだけで　今日も嬉しい」
　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ミスミソウ　　　　　　　　ユキワリソウ










　　　　　　　　「あくびして　次はゆっくり　背伸びして
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ポキポキポキを　一緒に聞くよ」
　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　クロッカス












　　　　　　　　　　「東風吹いて　友の便りを　開ける朝」
　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　豊後梅　　　　　ブンゴウメ











　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　「嬉しそう　笑っているよ　陽を浴びて」
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　クロッカス













　　　　「万華鏡　くるくる回って　目が回り」
　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　スイセン



　　　　










　　　　　　「クリンソウ　名残りの花火　朝陽受け」
　　　　　














　　　　　　　　　　「白い花　朧月夜の　今咲いて」
　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ホウチャクソウ













　　　　　　　　　　「誰だっけ　分からなくても　こんにちわ」
　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　サツキ








　　　　　　　　　　　　　「青い空　山の端近く　白い月」
　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　セッコク












　　　　　　　　　　　　　「日が暮れて　黄色い牡丹に　灯が灯る」
　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　黄ボタン













　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　「いつまでも　　幽かな鈴の音　響いてる」
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　スズラン










　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　「鐘の音の　　鎮魂曲の　続く夜　歩いて行くよ　月夜の路を」　
　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ツリガネソウ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　












　　　　　　　　　　「白い藤　むらさき藤と　日なたぼこ　モクレン眺めて　おしゃべりしてる」」
　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　フジ　　　　　藤棚












　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　「賛美歌を　歌っていた頃　見た花の
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　遠い記憶の　路地裏は何処」
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　











　　　　　　　　　「アブが来て　また飛んで行く　昼下がり」
　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　バラ　　一重の薔薇　　　　　蜂










　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　「森の池　黄花を映して　野鴨行く」　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　黄花ショウブ









　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　「独り言　乙女椿の　昼が過ぎ」
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　乙女ツバキ







　　　　



　　　　　　　　　　　「草餅を　ふたあつ食べて　お茶を飲む」
　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ニリンソウ













　　　　　　　　　　　　　　　「夜明け前　深夜放送　続いてる」
　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　アヤメ
















　　　　　　　青い空　　今年も巡る　　赤い花　　
　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　サツキ　　　　　　青空









　　　　　　　　　　　　　　　嬉しいな　青いシランの　咲き始め　　鈴の音の無い　夜が更けるよ
　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　青花シラン　　　　　　アオハナシラン

　　　　　　　　　　　








　　　　　　　　　銀の鈴　　夢の梯子の　帰り道　幽かに聞こえて　辿り着いたよ
　　　　　　　













　　　　　　　　　　　池の朝　　靄に包まれ　アサザ咲き
　　　　　　　　　













　　　　　　　　　　　　　　　　　赤い花　　炎の花の　　今咲いて
　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　薔薇　　　　バラ












　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　大山　　　　春霞　　　　










　　　　　　　　　　　　　白い花　明けの明星　眺めてる
　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　白花シラン










　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　雨蛙　　昼寝の時間　　過ぎて寝て
　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　アマガエル　　　　雨蛙











　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　赤い花　宵の明星　見いつけた
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　シラン










　　　　　　　　　　　　　　　　　　　木洩れ陽の　ほんのひととき　過ぎる道
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　歩いて行くよ　　お伽の世界へ　
　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　シャガ









　　　　　　　　美味しそう　お菓子の国の　お菓子花
　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　？











　　　
　　　　　　　　　　　鯉跳ねて　遠くヒバリの　　さえずり続き
　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　野池　　　スイレン











　　　　　　　　　　　　　半鐘弦　　マントバー二を　聴いている　
　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ハンショウズル











　　　　　　　　　　　　　　春霞　　真赤な芥子の　かくれんぼ
　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　雛芥子　　　　　　　　ヒナゲシ












　　　　　　　　　　　　万華鏡　クルクルキラキラ　楽しいな
　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　雲南トキソウ











　　　　　　　　　　



　　　　　　　　　　　　　　　　　釣鐘草　遠く幽かな　歌聞こえ　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ツリガネソウ











　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　夜が更けて　　赤い蝶舞う　　ここは何処
　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　



　　　　　　　　　　　　　　　








　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　なんとなく　ハッカの飴が　食べたいな
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　スズラン







　　　　　　　　


　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　白スミレ　のびをしたあと　そのまんま
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　お花畑の　揺り籠揺れて
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　白叡山菫　　　　　エイザンスミレ










　　　　　　なにわ薔薇　園児が通るを　見送るよ　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　振り向き振り向き　手を振り続け
　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ナニワバラ









　　　　　　　　　　　　眺めてる　　ピンクの鈴蘭　　三日月を
　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　いつのまに　シャックリ止まって　嬉しいな　　　　　　　　　　　　　　　　　　スズラン










　　　　　　　　　　　　　　　　春リンドウ　木洩れ日嬉しい　日向ぼこ
　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　フデリンソウ










　　　　　　　　　　　　　ウグイスと　八重山吹の　朝迎え
　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　八重ヤマブキ










　　　　　　　　今日もまた　美味しい空気の　吸い歩き　　　　　　　　　　　　　　　　　　春霞　　　大山











　　　　　　　　　　　燃え立つよ　炎の花の　昼が過ぎ
　　　　　　　　　　












　　　　　　　　　　　　　　　　　珈琲と　ショパンの流れる　部屋にいて
　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　黄花ホウチャクソウ








　　　　　　　　　　　からまつの　星の瞬く　縁台の　　おぼろ月夜の　うさぎは何処に　　　
　　　　　　　　　　
　　　 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　カラマツ











　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　どこからか　わすれな草の　歌聞こえ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ジョスランの　バイオリン聞き　涙する










　　　　　　庭の隅　閃き続けて　夜迎え
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　聞こえるよ　黄色い鈴の　　お喋りが









　　　　　　　　

　　　　　　　渋田川　雨戸を開ける　音を聞き　夢路を辿り　記憶を越えて　　　
　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　シバザクラ












　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　廻ってる　クルクルクルと　目も廻る　天秤担いだ　飛脚は何処に




















　　　　　　　　寒葵　押しくら饅頭　楽しいな
　　　　　










　　　　　　　　　　　　　春風に　吹かれて一緒に　歩いて行く
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　いつか来た村　　夢路を行くよ
　　　　　　　　　　　












　　　　　　　　　　「手毬唄　聞こえてきそうな　花の下　猫が通るよ　知らん顔して」
　　　　　　　　　　











　　　　　村の道　　歩いて行くよ　日曜日　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　猫は昼寝の　　だあれもいない
　　　












　　　　　　　　　　　　　　　　イカリ草　　蜜蜂が来て　　揺れている
　　　　　　　　　　　　　












　
　　　　　　　　　　　　　　　揚羽蝶　　止まって飛んで　　垣越えて
　　　　　　　　　　　　











　　


　　　　　　　　聞こえるよ　　ゆりかごの歌　　逢着草（ホウチャクソウ）　　
　　　　　













　　　　　　　　　　　　畦道を　　歩いて行くよ　　月おぼろ
　　　　　　　　　　












　　　　　　　　　　　　　　　　　　　二つずつ　　並んでアクビを　しているよ
　　　　　　　　　　　　　　　　　











　　　　　　　紅穂花　　音無く揺れて　　夜が更ける
　　　　













　　　　　　　　　　　　ショパン弾く　　ポロロンポロロン　　夢の中
　　　　　　　　　












　　　　　　　　　　　　　　　　　釣鐘草　　宵の明星　　眺めてる
　　　　　　　　　　　　　














　　　　　　　　　真夜中に　　ショパンを一緒に　　聞いている
　　　　　　













　　　　　　　　　　　　　　　　　　　垣根越え　　大きなクシャミで　　元気知る
　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　











　　　　　　　　萌え立つよ　　北山台を　　想い出し
　　　　　













　　　　　　　　　　　　春の雪　　　てるてるぼうずの　　花咲いて
　　　　　　　　　














　　　　　　スミレ咲き　　猫が伸びして　　通り過ぎ
　　　　





　　






　　　　　　　　ボタン雪　　おやつの時間　　未だかなあ
　　　　　　　　














　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　小鳥鳴く　　寝ぼけ眼の　　朝迎え
　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　










　　　　　　　　叱られて　　しょんぼりしている　　おきなぐさ
　　　　　











　　　　　行儀良く　　ひなたぼっこの　　日曜日
　　　












　　　　　　　　　　　　　夏ミカン　　有明の月　　眺めてる
　　　　　　　　　　　













　　　　　　　日曜日　　　踊っているよ　　にょろり花
　　　













　　　　　　　　その道を　　少し辿って　　嬉しいにゃ
　　　　　












　　　　　　　　　　　　　　　　　　星の夜　　今飛び立つよ　　舞鶴草　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　














　　　　　　　　　　　　　　入り日さし　　クマガイソウは　　まだ昼寝
　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　












　　　　　　　　　　　日曜日　　ショパンの聞こえる　　部屋に居て
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ひなたぼっこの　　ゆりかごの夢
　　　　　　　　












　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　朝だよと　　知らせてくれて　　ありがとう
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　






　　　　　　　　


　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　雪柳　　　青空いっぱい　　深呼吸
　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　春風と　　風鈴聞いて　　本を読む　












　　　　　　　　　　　　　　　　　　春の雪　　白いお花と　　かくれんぼ
　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　








　　　　　　　コケコッコー　　耳を澄まして　　お茶を飲む
　　　　　













　　　　　　　　　　　　　　　おぼろ月　　寝ぼけ眼の　　花包み
　　　　　　　　　　　　　













　　　　　　　夕焼けに　　遠くカラスの　　消えゆくよ　　遠い記憶の　　浮橋の夢
　　　　













　　　　　　　　　　　　　　フデリンドウ　　　　2022　近所のふじやま公園
　　　　　　　　　　　　











　　　　　　　　　　　　　　朝早く　　ムスカリ言葉を　　聞いてみる　　
　　　　　　　　　　　　












　　　　　　　　　　青空に　　鷺渡る日の　　入学式　　里山越えて　　校歌が聞こえる
　　　　　　








　　　　　　　　　　　　　ヒメトクサ　　ツクシンボウを　　呼んでいる
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　お花の言葉を　　辞書で調べて
　　　　　　　　　












　　　　　　　　　　　　　　ママレード　　たっぷり食べる　　嬉しい日
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　もういくつ寝ると　　そうなるのかにゃ
　　　　　　　　　　　　













　　　　　　　　　　　　　　　金平糖　　食べたくなって　　缶探し
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　揺すれど音無く　　珈琲だけ飲む
　　　　　　　　　　　　　　











　　　　　　　　　　久しぶり　　農家の軒の　　すぐそばで
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ひょうたんつぎが　　シャックリしてる
　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　バイモユリ









　　　　　　　　　　麝香草　　遠く伊吹の　　風共に　
　　　　　　












　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　あらよっと　　歩いて行くよ　　闇の中
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　今も尚　　幽かに微かに　　聞こえるよ　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　遠いお伽の　　お祭り太鼓　












　　　　　　浮かんでる　　白いアヤメに　手を合わせ
　　　











　　　　　　　　　　風少し　　眩しい空に　遊んでる
　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　











　　　　　　　　　　　　　朧月　　匂い宇津木の　　影揺れて　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　










　　　　　　　　匂い立つ　　蜜柑の花の　　村過ぎて
　　　　　　











　　　　　　　　森の道　　金襴二つ　　道しるべ
　　　　　　












　　　　　　　　　　　　　　　　森深く　　苧環俯き　　何処へゆく
　　　　　　　　　　　　　











　　　　　初花火　　花と一緒に　　見ているよ
　　　　　　　　　　　　　　　　ドーンドーンと　　冷たい夜風
　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　











　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　銀蘭の　目覚めを待つよ　夢の中
　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　鐘の音　　笹葉銀蘭　　まだ寝てる









　　　　　　　　その昔　　ミモザのうたた寝　　未だ続き
　　　　　　











　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　覇王樹の　輝き続けて　耳すまし
　　　　　　　　 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　おしゃべりを　　４人家族で　　星の夜
　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　









　　　花ひとつ　　だあれも知らない　森の中　
　　











　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　　とんび舞い　　真白い花を　　眺めてる　
　　　　　　　　　　












　　　　　朝起きて　　ヒメカンゾウの　目覚め待つ
　　　
　　　
　　　











　　　　　　　　　　　　　　　　　　　目の前に　　揚羽蝶来て　　澄まし顔
　　　　　　　　　　　　　　　　　








　

　　　　　　　　一輪草　　一緒に鶯　　　聞いている
　　　　　　










　　　　　　　　　　　　　　　ゆうらりと　　姫桧扇の　　月の影　　
　　　　　　　　　　　　　











　　　　　　　　　　　　　　　　　里山を　一緒に眺めて　　黙ってる
　　　　　　　　　　　　　　　










　　　　　不思議街　　　口紅紫蘭の　　夢続き
　　　











　　　　　　　ひらひらと　　不思議模様の　「スミナガシ」　　
　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　












　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　遠くから　　ロシア民謡　　聞こえるよ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ボルガ下りの　　次にともしび
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　












　　　　　　　　　村はずれ　　見つけて嬉しい　　みどりの日
　　　　　　　










　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　青い空　　ただひたすらに　　青い空
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　












　　　　　　　山の道　　一期一会の　　蝶と会い
　　　　












　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　星見てる　　お庭のお花の　　夢見ている
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　












　　　　　　　　　　　　　　　　　　　姫蛇の目　　都忘れの　　時続き
　　　　　　　　　　　　　　　　　











　　　　　　青紫蘭　　幽かな風の　　音を聞き
　　　












　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　羅生門　葛の夢の　夜が更けて
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　













　　　　　　　　　　　　　　　　　　　連休に　　バッハを聞いて　　お茶を飲む
　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　











　　　　　　　　　　　　　　カッチーニ　　アベマリアを聞き　　朝迎え
　　　　　　　　　　　











　　　　　　　セレナード　　耳を澄まして　聴いている　　　　　　
　　　　
　　　











　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　帰り道　　金襴見つけて　　嬉しいな
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　










　　　　　　　　　　　マムシ草　　お喋りしている　　日曜日
　　　　　　　　　　











　　　　　　　　　　鈴蘭と　　心の音を　　聞いている
　　　　　　













　　　　　青い花　　夢の昔の　　寝息かな
　　










　　　　　　　　ヒメシャガと　　宵の明星　　眺めてる
　　　　


















　　　　　　　　苧環（おだまき）の　　日差しを避けて　　考える
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　これまで飲んだ　　薬の数を
　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　苧環











　　　　　　　　　　　　　花火草　　幽かに尺八　　聞こえるよ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　誰が奏でる　　もうじき夜明け
　　　　　　　　









　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　畦道を　　歩いて行くよ　　山霞む
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　雛芥子










　　　　　シャガ咲いて　テルテル坊主の　　昼寝かな
　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　シャガ









　

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　森の中　　銀蘭ひとつ　　輝くよ　　うさぎの親子が　　　静かに見てる
　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　銀蘭








　　　　　マズルカを　　流れる部屋から　　花車
　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　弦咲き月見草







　　　　　　　　　　金蘭の　　遠く遠くに　　行ってみる
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　山路の夢の　　蛍が飛び交い
　　　　　　　 　　　　

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　漸くに　　金蘭の里　　通り過ぎ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　











　　　　　　　　　子守歌　　口紅紫蘭　　ねんころろん
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　坊やすやすや　　夢路で遊ぶよ
　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　口紅紫蘭










　　　　　日曜日　　いつもの通り　　お茶を飲む
　　　　　　　　　　　　　　　　　　我が家の四月　　去年と同じ
　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　我が家の釣鐘草











　　　　今も尚　　都忘れの　旅続き
　　
　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　











　　　　　　　　　　　　　　　　　嬉しいな　　今日は紅茶が　　美味しい日
　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　碇草











　　　　　　　　闇の中　　遠い記憶の　　立波草　　しゃっくり止まって　　静けさ戻り
　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　木葉の立波草








　　　　　　　　　　　　　　釣鐘草　　小鳥の声も　風もない
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　テルテル坊主も　黙っているよ　
　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　釣鐘草










　　　　　　　飛び立つ前　　白鳥（しらとり）そっと　　振り返り
　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　白花紫蘭









　　　　　小手毬の　　暗闇辿りて　　朝迎え
　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　小手毬









　　　　　　　　　　　　音の無い　　世界を歩いて　　見つけたよ
　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　青花紫蘭












　　　　　　　　　　　　　　　　　聴いている　　スパラキシスの　　レクイエム
　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　スパラキシス








　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ピアノ弾き　　ピアノを聴いて　夜が更けて
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　谷間のシャガ











　　　　　　　　　　　ケセラセラ　　歌うのは誰　　紫蘭蘭（しらんらん）
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　メゾソプラノの　　廻り灯篭
　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　紫蘭












　　　　　　道迷い　　赤いお花に　　巡り逢い
　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　野の躑躅










　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　浪花薔薇　　記憶を超えた　　闇に咲き
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　もうじき峠　　歩いて行くよ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　白雪芥子










　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　姫萱草　　小藪の中に　　見いつけた
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ありんこが行く　　ダンゴ虫が行く
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　姫萱草









　　　　　　チェンバロの　　フランス組曲　　聴いている
　　　　　　　　　　　　　　　　　　ふと想い出す　　ジョスランの子守歌
　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　アマドコロ










　　　　　　　　　　赤い花　　静かに揺れるを　　眺めてる
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ｐｐｍと　　ムジ鳥の啼く
　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　サワキキョウ

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　








　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　今何処に　　ふんわり花の　　夢うつつ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　猫じゃらしにして　　遊んでいた友
　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　紅葉葉白糸草








　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　雨宿り　　足元に見つけ　　嬉しいな
　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　鈴蘭








　　　　　　　　どこからか　　月の砂漠の　歌が聞こえる
　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　黄花縫着草










　　　　　　　　　　　　揺れている　　春風の道　　　想い出と
　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　シギンカラマツ










　　　　　いつの間に　　千代紙模様の　　かざぐるま
　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　桜草










　　　　　　　　　　メジロ来て　　押し競（くら）まんじゅう　　そして去り
　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　桜









　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　稚児百合と　　遊んでいるよ　　お手玉で　　　　　　　　　　　　
　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　稚児百合






　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　



　　　　　　　舞鶴草　　遠く電車の　音が聞こえる
　　　　　　　　　　　　　　　　　夢路の駅の　　帰り道
　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　舞鶴草







　　　　　　　　　　　　　白糸草　　尋ねてみたら　　びっくりし
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　不思議の国の　　珈琲苦い
　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　紅葉葉白糸草









　　　　　　窓開けて　　黄海老根見つけ　　思い出し　　
　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　黄海老根










　　　　　　　　　　　　　　　　　いつの間に　　宵の明星　　光ってる
　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　斑入りの縫着草









　　　　　　　　朝が来た　　黒い桜の　朝が来た　公園への道　　猫が伸びする
　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　夜の桜











　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　夢の中　　釣鐘草の　歌を聴く
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　遠い記憶の　　野池の畔
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　釣鐘草










　　　　　　　　　　　寒い朝　　柱時計の　コチコチを　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　数えているよ　　今日は遠足
　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　翁草










　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　リコーダー　　協奏曲の　　巡る朝
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　トルココーヒー　飲みながら読む　　
　　　　　　　　　　　　 　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　白いイチハツ









　　　　　山吹の　伊勢原の里　暮れゆくよ
　　　　　　　　　　　　　　テルテル坊主に　　手を合わせるよ
　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　山吹











　　　　　　　　　　　　　　　　おはようと　　クリスマスローズ　　案内し　
　　　　　　　　　　　　　　













　　　　　　　　
　　　　　　　　　　曇天の　　桜を越えて　シャボン玉　　隣のお庭の　　ベンチに光り
　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　春めき桜









　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　村はずれ　　明けの明星　　見いつけた　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　夢路のショパンの　幽かに聞こえ　
　　　 　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ハナニラ








　　　　　　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　花びらの　　震えているよ　　遠く富士　　
　　　　　
　　　　　　　　黄色　モクレン












　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　雪笹の　　瞬いてるよ　　今何時
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ユキザサ











　　　　　　　　　紫の　　立波草の　　大あくび
　　　 　　　
　　　　　　　　　　　　小葉のタツナミソウ










　　　　　　　　　　　　　　　　　　　シューベルト　　もう一度聞く　　その曲を
　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　マイヅルソウ












　　　　　　　　　　　　　　　　　　　赤い星　　夜風に吹かれ　　影揺れて
　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　サクラソウ










　　　　　　　　　　　　稚児百合の　　石蹴り続いて　　　夕月夜
　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　チゴユリ






　　　　


　　　　　　　


　　　　　　　　猫が行く　　　明けの明星　　　黙ってる
　　　
　　　　　　　　　サクラ　　と　　　明けの明星










　　　　　　　　　　　　　　　　　　　鐘の音の　　幽かに聞こえて　　夜が更ける
　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　スズラン




　　　　　　　　




　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　赤い花　　　拍手の続いて　　夢の中
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　









　　　　　　　　　　　　　　　雪降り草　　名前を付けて　　嬉しいな
　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　アマドコロ










　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ポツポツと　　即興曲を　　弾いている
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　アヤメ












　　　　　　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　遠くから　　バビブベ言葉が　　聞こえるよ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　パピプペ言葉で　　返事をするよ
　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ハナモモ










　　　　　　　　　かざぐるま　　　ぐるぐる回って　　目も回り
　　　　　












　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　雀来て　　何やら話して　　また行くよ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ソラマメ









　　　　　　　　　　　　浮かんでる　　　お庭で見つけた　　天の川
　　　　　　　　　










　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　釣鐘草　　アイルランドに　　行きたいな
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ツリガネソウ









　　　　　　　　　　　　ハンガリー　　舞曲の聞える　　ここは何処
　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　海老根









　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　木洩れ陽の　　ゆらゆら揺れて　　おやつの時間
　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　弦咲ツキミソウ









　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　今日もまた　　仕事を忘れて　　仕事する
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　白オダマキ







　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　日曜日　　　トンビの舞うよ　　ピーヒョロロン
　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　







　　　


　　　　　　　　　　　　　　真夜中に　　踊っているよ　　それは何
　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　エビネ










　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　金平糖　　ショパンのエチュード　　聴いている
　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　オダマキ










　　　　　　　　　　　　　　　　　　紋白蝶　　とまっているよ　　また飛んで
　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　モクレン











　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　寒い朝　　真白い花の　　一つ咲き
　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　白ハマナス










　　　　　　　夜明け前　　街灯の下　　不思議花
　　　　
　　　　　　　　　　　　　クマガイソウ









　　　　　　　　　　　　　　　　　　　稚児百合の　　転寝の夢　　月影と
　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　チゴユリ










　　　　　　　　　　　　　　碇草　　しゃっくり止まって　　嬉しい日
　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　イカリソウ









　　　　シラネアオイ
　　　　









　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　流れ星　　隣のお庭の　　白い花
　　　　　　　　　　　　　　　.　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　コデマリ










　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　かざぐるま　　寝坊をしてるよ　　　今何時
　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ミニスイセン












　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　目パチコの　　ビックリ花の　　今咲くよ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　












　　　　　桜草　　押し競饅頭　　楽しいにゃ
　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　サクロソウ










　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　今起きて　　どてらを着ながら　　眺めてる
　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　アケボノサクラ











　　　　　　　　　　　　　村祭り　　山吹鉄砲　　玉作り
　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　ヘビイチゴ？












　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　朧月　　ふるさとの夢　　映し出し　　　　　　　エンドウ














　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ぶんぶんと　　花から花へ　　嬉しそう
　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ノースポール











　　　　　　　　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　唐松の　　ゆりかごの歌　　聞こえるよ
　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　カラマツ












　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　欠伸草　　海老腰のまま　　欠伸して
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　オキナグサ










　　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　タンポポ






　　



　　　　　　　　　　　　　　　　十本を　　数えて嬉しい　　猩々袴
　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ショウジョウバカマ











　　　　　　　　　　　何処からか　　　讃美歌聞こえて　　消えゆくよ　
　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　サクラ







　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　


　　　　

　　　　　　　　　　　木蓮の　　昔の色の　　そのままに
　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　モクテン












　　　　　　　　　　　　　　　まだ寒い　　まだまだ寒い　　日曜日　　元気な桜　　見つけて嬉しい　
　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　サクラ








　　　　　　　　　　　　曇り空　　てるてる坊主を　　作ってる
　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　白花スミレ











　　　　　　　　　　　　　　　　谷越えて　　鶯聞くよ　　口笛で　ホケキョを返せば　　すぐさまホケキョと　帰って来たよ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　日長一日　　繰り返し遊び　　　　
　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　サクラ









　　　　　　　　　　　　　　　　　木瓜咲いて　　一反木綿の　　ふうらりと
　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ボケ










　　　　　　　　　　　　　　　　　　丘越えて　　蜜蜂の来て　　花揺れて　　
　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ナノハナ












　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　秒針の　　音無く回る　　ここは何処
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　鈴蘭スイセン










　　　　　　　　　　　　　不思議歌　　　辿ってゆくよ　　鳩の下
　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　キジバト















　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　春風の　　香りに誘われ　　これなあに
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　











　　　　　　　　　　　嬉しいな　　　花のトンネル　　ヒヨドリと　　　ティラミス分けて　　内緒で食べて
　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　モクレン












　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　花玉の　　遠く夢路を　　歩いてる　　もうじき昔の　　お伽の国に
　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　赤い花　　　昨日の炎の　　燃え続け　　　　　　　　　クウシラン











　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　白い星　　煌めかないで　　黙ってる　　びっくりぜんざい　　食べてる最中
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　花ニラ












　　　　　　　　　春が来た　　新芽のふくらみ　　嬉しいな
　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　野原










　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　薄陽未だ　　　アズマイチゲの　　目覚めかな　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　青花の　　アズマイチゲの　　お昼時　　　おにぎリ美味しい　　貰って食べてる
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　

　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　キクザキイチゲ












　　　　　　　　何処からか　　　仰げば尊し　　　聞こえるよ　　思い出すのは　　北園の塔
　　　　
　　　　　　　　　　　　　　ウメ













　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　雪柳　　朧月夜の　　停留場
　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ユキヤナギ












　　　　　　　　　青空で　　遊んでいるよ　　白い鳥
　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　ヒュウガミズキ？












　　　　　　　二輪草　　　生まれてすぐは　　一輪草
　　　　
　　　　　　　　　　　ニリンソウ











　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　豊後梅　　　甘くて美味しい　　嬉しいな
　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　メジロ










　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　春の空　　ヒコーキ光って　　雲の中　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　アシビ　　アセビ　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　馬酔木










　　　　　











　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　水仙の　　合唱聴いて　　夜が明ける
　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　スイセン










　　　　　　　　　　　　　遠くから　　ピアノ聞えて　　白い鳥
　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　シラサギ　　コサギ











　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　黒い花　　春三日月の　　庭の隅
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　クリスマスローズ











　　　　　　　　　　　　　　　　　　嬉しいな　　ミツバチぶんぶん　　廻ってる
　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ブンゴウメ
















　　　　　　　　紅薔薇や　　蜂が飛び立ち　　蟻見上げ
　　　　　
　　　　　　　　　　　　　バラ









　　　　　　　　　　　　　　　　　朧月　　日本舞踊の　　続いてる　　夢路の里の　　廃屋の庭
　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　ヒメシャガ













　　　　　　　　　　　四十雀　　花のすだれに　　見え隠れ
　　　　
　　　　　　　ブラシの木









　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　雨模様　　　じっとしている　　　今何時
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ジャノメチョウ










　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　浜茄子の　　ゆりかごの歌　　聴かせてね
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ハマナス











　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　半鐘弦　　街灯映して　　揺れている
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ハンショウヅル












　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　コケコッコー　　遠く聞こえて　　アサザ咲き
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　アサザ











　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　地味蝶の　　デーゴの木陰に　　隠れてる
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　キタテハ？












　　　　　　　　　　　鯉のぼり　　木の葉に隠れて　　泳いでる
　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　何処からか　　雲雀の聞えて　　猫あくび　　　　　　　大山　　　　　　青空









　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　采配蘭　　お化けと並んで　　背比べ
　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　サイハイラン











　　　　　　　　　　　小説を　　読んで貰って　　いつの間に　　夢から覚めて　　朝迎え
　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　伊吹麝香草　　イブキジャコウソウ











　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　暗闇で　　羽ばたいている　　星は何処
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　迷子かな　　　何処から来たの　　いくつかな　　　　　　　　　　雲南トキソウ











　　　　　　　　　　　　　　　　　　赤い花　　　ショパンを聴いて　　黙ってる　　
　　　　　　　　　　　　　












　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　遠くから　　おぼろ月夜の　　歌聞こえ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　シラン













　　　　　　　　　　　　　　　　　雨続き　　　マンマミーアを　　聴いている
　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　アヤメ












　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　夜明け前　　コケコッコーが　　遠くから
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　オダマキ














　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　石斛を　　蟻が昇って　　空眺め
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　セッコク　














　　　　　　　　　　　　　　　鳳蝶　　垣根を越えて　　嬉しいな
　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　キアゲハ






　　　　



　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　一筋の　　光を浴びて　　踊ってる
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　アヤメ












　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　金蘭の　　光っているよ　　盆踊り
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　キンラン









　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　ティラミスを　　いっぱい食べてる　　夢覚めて
　　　　　
　　　　　　　　　シラン










　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　崖の上　　幽かに光る　　花を撮る
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ホタルカズラ









　　　　　　　　少し風　　弘法山の　　一休み
　　　　　　
　　　　　　　　　　　　ツツジ












　　　　　　　　　　　寒い日の　　銀蘭並んで　　話してる
　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　ギンラン











　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　向こうから　　歩いてくるよ　　こんばんわ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　クチベニシラン












　　　　　　　　　ライラック　　蜂が潜って　　揺れている
　　　　　
　　　　　　　　　ライラック













　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　クロアゲハ　　羽ばたき乍ら　　話してる
　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ヒメカンゾウ











　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　大手毬　　アオスジアゲハ　　越えて行き
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　オオテマリ












　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　いつからか　　眩い花の　　歌聴いて　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　












　　　　　　　黒い蝶　　美味しい蜜の　　お弁当
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　ライラック












　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　甲冑の　　行進続き　　夜が明ける
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　












　　　　　　何処からか　　　葉巻煙草の　　芳香が
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　思い出すのは　　鈴木天皇
　　　
　　　　　　　　梅花碇草　　　バイカイカリソウ













　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　逢着草　　鈴の音聞こえて　　消えゆくよ
　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　斑入りの　ホウチャクソウ











　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　聞こえるよ　　　村の鍛冶屋の　　木琴が
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　クチベニシラン











　　　　　　　　　　　　　　　　　　　浪華薔薇　　ポンポン蒸気は　　今何処に
　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　浪花薔薇　ナニワバラ









　　　　　　　　　　　　　　　　　　四姉妹　　記念写真　　もう飽きて
　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　シラン








　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　レスリング　　　おもちゃの兵隊　　　訓練場
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　青花シラン













　　　　　　　　　　　　　　　　有明の　　祭り太鼓の　　今続き
　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　桜　　と　　月












　　　　　　　銀蘭と　　　ガボットの夢　　　また会う日まで
　　　　
　　　　　　　　　　　　笹葉ギンラン









　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　赤い花　　園児が見つけて　　話してる
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　













　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　日が暮れて　　金蘭の歌　　　聞こえるよ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　キンラン


　　　　








　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ふうらりと　　行ったり来たり　　黒い花
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　何とはなしに　　にらめっこしてる
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　クロバナフウロウ









　　　　　　　　垣通し　　一緒に遊んで　　嬉しいな
　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　カキドオシ











　　　　　　　　　　　　　　　　　モテットを　　茶を飲みながら　　聴いている
　　　　　　　　　　　　　











　　　　　　　　　　　　　　　　　アンダンテ　　カンタービレの　　宿の街
　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　サクラソウ







　　

　　　　　　　　　　　逢着草　　ブランコしながら　　　夜明け待ち
　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　ホウチャクソウ











　　　　　　　　　　　今　リュート　　　フォロロマーナ　　思い出し　　
　　　　　　　　　　









　　　　　　下野草　　梅雨風に揺れ　　何想う
　　　











　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　山梔子（クチナシ）の　　太っているよ　　不思議年
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　











　　 　　　　　　　　　　　　　　　　有明の　　月隠れゆき　霞む山　　そよ風頬に　仕事にゆくよ
　　　　　　　　　　　　










　　　　　　　　　　　銀欄の　笹の葉更紗　　平均台
　　　　　　

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　金蘭の　　夢路の里を　　通り過ぎ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　











　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　何処からか　　鹿威し聞こえて　　本を読む
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　嬉しくて　　今日も早起き　　庭掃除
　　　　　　　　　　　　　　　












　　　　　　苧環と　　淀みの月を　　眺めてる
　　　












　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　峠過ぎ　　歩いて行くよ　　もうすぐだ
　　　　　　　　　　　　　　　　　









ｄ



　　　　　　　　　子守歌　　　二人静の　　夢殿に　　流れるは何時　　目覚めるは何時
　　　　　　












　　　　　　　　　　　　　　　　　　　夜明け前　　猫が垣根を　　通り抜け
　　　　　　　　　　　　　　　　










　　　　　　　　　　　　　嬉しいな　　今年の梅は　大豊作　　梅酒梅ジャム　梅干しも
　　　　　　　　　　












　　　　　　　　　　　　　　　　　何処からか　　　半鐘弦の　　つぶやきが
　　　　　　　　　　　　　　












　　　　　　　　　　　　　　　　　　庭掃除　　木陰の石斛　　青い空　　その繰り返し　　今日も楽しみ
　　　　　　　　　










　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　白い花　　甘い香りの　流れゆき
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　










　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　聞こえるよ　情熱の花　　夢の跡
　　　　　　　　　　　　　　　　　










　　　　　　　　　　　　　　　大手毬　　トンボが行くよ　　蝶が来て
　　　　　　　　　　　













　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　虫の音の　無い裏庭の　　釣鐘草　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　イギリスの　湖水地方を　想い出し
　　　　　　　














　　　　　　　　　　馬車道を　　歩いて行くよ　　風友に　　　
　　　　　　　










　　　　　　　　　　　　　　　　　　　雪洞の　　　音無く揺れて　　月の影
　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　抒情歌の　　世界に生きて　　古希過ぎて+









　　　　　　　　　　　　　雪笹の　　弥次喜多道中　　ホラサノサ　　
　　　　　　　











　　　　　　　　　　　　　　苧環と　　ショパンを聴いて　　夜が更ける　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　
　　









　　　　　　　　　　崖登り　　山吹の里　　振り返り
　　　　　　









　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ハミングの　　口紅紫蘭　　ほんのりと　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　












　　　　　　　　　桃の花　　黒い森から　　雨の音
　　　　　









　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　鈴の音に　　ピアノ伴奏　　ポロロンと　
　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　








　　　　　　　　　　　　春の夜　　珈琲挽いて　　湯を沸かす
　　　　　　　　　













　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　春なのに　　きよしこの夜　　聞こえるよ　音をたてずに　歩いて行くよ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　













　　　　　　　　　　　　　　　菜の花の　小道を歩いて　　買い物に
　　　　　　　　　　　　　








　　　　　　　　　　チューリップ　　子等が通って　　一休み　　
　　　　　　　











　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　想い出は　　夜空に飛ぶよ　歌友に　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　











　　　　　　　　　　　　　　　　　　　タンポポと　光を浴びて　お弁当
　　　　　　　　　　　　　　










　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　斑入り葉のホウチャクソウ
　　　　　　　　　　　　　　　　　










　　　　　　　　そよ風と　　小鳥の啼いて　　日が暮れる
　　　　











　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　南天の花
　　　　　　　　　　　








　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　藪萱草
　　　　　　　　　　　　　　　　　　








　　　　　　オニユリ（鬼百合）
　　　　








　　　　　　　　　　　　　　夏の庭
　　　　　　　　　　　　









　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　白花桔梗
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　








　　　　　　シラネアオイ
　　　











　　　　　　　　　　　タイ釣り草
　　　　　　　　　　








　　　　　　　　　　　ユキモチソウ　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　斑入りのユキモチソウ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　










　　　　　　　　　　　　　　　　ツチアケビの芽（春）
　　　　　　　　　　　　　　　　　葉緑素の無い植物
　　　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ツチアケビの実（夏）
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　



　　　　




　我が家のサボテンの花（2022年）


　　　　　　　　ニョロ花サボテン　　アップ　　
　　　　　　　　右下が鉢とサボテン本体
　　　　　　　

　　　　　　　　ニョロ花サボテン　
　　　　　　　　　　　サボテンのニョロニョロ巨大花のつぼみ　　　横から撮影
　　　　　　　　








　　　　　　　　　　　　ヒョロ花サボテン
　　　　　　　　　　　　　　細くて長くてユラユラしてビックリ
　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　








　　　　　　　　　　　多花サボテン
　　　　　　　　　今年は多花新記録でビックリ
　　　　　　　　





　　　デカ花黄サボテン
　　　　








　　　　　　　　　　　　　ハートホヤ
　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　葉がハート、花がホヤに似ているのでハートホヤと名付けられたとのこと。
　　　　　　　　　　　　　昨年お隣さんに頂いた。
　　　　　　　　　　　　　早速今年、咲いて嬉しい花いちもんめ。






　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ギムノカリキュウム
　　　　　　　　　　　　　　　　





　　　　　　　　ギムノ水環玉
　　　　　　









　ヒメシャガ
　　　　　　鉢植えでこんなに多くの花を付けたのは初めて。
　　　　　　　　









　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　黄花ホウチャクソウ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　









　　　　　　　　　ホウチャクソウ
　　　　　　　　









　　　　　　　　　ルリタテハ
　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ルリタテハ　　羽閉じ状態
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　







　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　かざぐるま　ふたえ瞼の　夢を見て