我が家の四季
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　丹沢山系東南の伊勢原の里山　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　さあ、冬です。一緒に散歩いたしましょう。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　俳句・短歌・詩を一緒に作りましょう

　　　　　　
　　　 　　

　　　　　　　　「冬が来た 　薄（すすき）ヶ原の　風疾（はや）し　コートの襟立て　歩いてゆくよ」　
　　　　　　
　　　　　　　　「木枯らしに　揺れるすすき野　雲が飛ぶ」　　　　　　　　　　風　　　　　　　ススキ　　　　　大山
　 　　　　　

　　　　　　　　　　　　　　　　　








　


　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　「クチナシの　赤い実となり　師走入り　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　北風寒いよ　　コウロギ何処へ」
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　











　　　　　　　　　　「池囲む　　雑木林に　冬が来た　昨日の風で　木々丸坊主」
　　　　　　　　
　　　　　　　　　「音のない　世界を一人　　歩いてゆくよ」　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　野池





　　　





　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　「森の端（はし）　万両赤く　光ってる」
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　万両











　　　　　　　　　　　　　　　　　　　「竜の髭　青い宝石　雪曇り」
　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　龍のひげ













　　　　　　　　　　　　　「かかし座の　影絵と同じ　夕べかな」
　　　　　　
　　　　　　　　　　「冬晴れの　木枯らし冷たい　夕暮れに　　鯛焼き求めて　歩いて行くよ」　　　　　　　　　　　　　　　　　夕焼け











　　　　　　　　　　　　　　　「黄昏の　木々はお化けの　誘い手に」　　　　　　　　　　　　　　　　　夕焼け
　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　





　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　
　　　　　　　　　　　

　　　　

　　　　　　　　　「枯れ芝生　陽は傾いて　影長く　聴こえてくるよ　遠くサイレン」
　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　芝生














　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　「冬の日の　陶器の机の　常連は　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ジョウビタキと　メジロとシジュウカラ」
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ジョウビタキ　　メジロ


　　　　　








　　　　　　　　　　　「気がつけば　青空広がり　サクサクと　歩いているよ　夢の中」　　　
　　　　　　
　　　　　　　　 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　大山　　　　　雪　　田圃






　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　





　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　「傍らに　椿の咲いて　雪帽子」
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ツバキ












　　　　　　　　「どこまでも　歩いてゆくよ　雪の道」
　　　　　
　　　　　　　　　「夢の中　　大きく広がる　青い空　　二人並んで　歩いてゆくよ」　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　雪













　　　　　　　　　　　「侘び助や　雪の真綿に　包まれて」
　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ツバキ　　　　侘助











　　　　 　　　　　　　　　「里山に　野の鳥飛び交い　嬉しそう　　歩いてゆくよ　霜の道」
　　　　 　　　　　
　　　　　　　　　　　　　「野の道の　端に大きな　霜柱　冬の陽浴びて　虹色光り」　　　　　　　　　　　　　　　　　　　大山　　　雪











　　 　　　　　　　「夕焼けを　眺めているよ　ヒヨドリと」
　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　夕焼け













　　　　　　　　　　　　「木の道を　歩いてゆくよ　雪眩（まぶ）し」
　　　　　　　
　　　　　　　　　　　「陽の当たる　木の道の端　湯気立ちて　南天の実の　陽炎（ゆら）いでいるよ」　　　　　　　　　　　　　　　　　雪　　木道











　　　　　　　　　　「シャラの木に　意地悪ヒヨドリ　やってきた
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　大きな声で　騒いでいるよ」
　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　シャラ　　　　　ヒヨドリ











　　　　　　　　「冬なのに　セッコクの花　咲き乱れ」
　　　　　　
　　　　　　「雨の日は　バッハを聴いて　正午過ぎ　　モーツアルト聴いて　おやつの時間」
　　　　　　「薬飲み　資料作りは　その後で　ティラミス食べて　お休みなさい」　　　　　　　　　　　　　　　　　セッコク












　　　　　　　　「尾根伝い　歩いてゆくよ　どこまでも　　空に上れる　ところは何処に」
　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　雪　　山道









　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　「夜明け前　冬至のゆず湯に　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ゆっくりつかる　極楽極楽　ゆでタコ気分 」
　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　「漬け物は　柚の香りの　聖護院　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　今炊きあがりの　ふっくらご飯」　　　　　　　　　　　　　　　　　ユズ
　　　　　　　　　　　　　　　　　








　　　　　　　　「あかね雲　帰るカラスを　見ているよ　一緒にいれば　　なんでもいいよ」　　　　
　　　　　　
　 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　夕焼け

.







　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　「メジロ鳴き　押し合いへし合い　蜜を吸い
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　飛び去った今　　静けさ戻り」　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ツバキ









　　　　　　　「枝の雪　池に落ち解け　消え入りて　微かな波紋　　浮き葉の揺れて」　　　
　　　　
　　　　　　　「黒い池　日陰は凍り　ついたまま　小石を投げれば　ころころ鳴るよ」　　　　　　　　　　　　　　　　　雪　　野池











　　　　　　　　　　　「葉の落ちた　ムクゲにメジロ　一休み」　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　
　　　　　　　　 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　メジロ










　　　　　　　　　　　　
　　



　　　　　　　　「去年から　立てかけてある　古竹に　蜂がとまって　日向ぼこ」
　　　　　　
　　　　　　　「落葉踏み　歩く背中に　冬至の陽」　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　蜂　　　枯草










　　　　　　　　　　　　　　　「庭掃除　蓑虫下がり　百舌が鳴く」
　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　モズ












　　　　　　　　　　　「誕生日　　アルバム辿って　日が暮れる」
　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　「気がつけば　乙女の祈りを　弾いている　夢路の窓に　北園の時計台」　　　　　　　センリョウ　　　　　千両















　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　「ここは何処　小春日和の　初詣」
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　鐘突き堂












　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　「暖かい　部屋から眺める　庭の冬　近くの花と　一緒に見てる」
　　　　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　









　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　「伊勢原は　冬にもバッタが　いるのです
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　日向ぼっこを　一緒にします」
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　バッタ　　　　ツチイナゴ






　

　　　　　　　　　　　　　　　　「寒い朝　モクレンの芽の　少しずつ　膨らんでゆく　それが嬉しい」
　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　「メジロ来て　滑って転ぶ　凍り池」　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　モクレン













　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　「レンギョウの　蕾膨らむ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　日射しかな」　カマキリ卵








　　　　　　　　　　　　　　「本を読む　　バッハが流れる　　部屋にいて」
　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　庭　　　雪庭











　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　「　雪柳　静かな時間の　過ぎ行くよ」
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　雪庭











　　　　　　
　　　　　　　　ブッチャとおばあちゃん












　　　　　　　　　　　「雪の原　歩いてゆくよ　二人して　清水流れる　橋渡り」
　　　　　　　
　　　　　　　　　　「雪嵐　過ぎて青空　プレゼント　今日も一緒に　歩いてゆくよ」　　　　　　　　　　　　　　　　　雪　　　野池　　野原











　　　　　　　　　　　　　　「雪の中　小さな花の　一つ咲き」　　
　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ノースポール












　　　　　　　　「山に雪　　いっぱいいっぱい　深呼吸」
　　　　　　
　　　　　　　「深呼吸　胸一杯に　吸いすぎて　めまいがするよ　大山遙か」　　　　　　　　　　　　　　　　　大山
　　　　　　　「足元に　すみれを見つけて　しゃがみ込み」
　　　　　　　「その横に　犬のウンコが　干涸らびて」
　　　　　　　「コチコチを　つまんで放る　春の朝」
　　　　　










　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　「小寒い日　メジロが遊びに　来ているよ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　甘いミカンを　いっぱい食べたよ」　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　メジロ













　　　　　　　　　　　「夜明け前　影絵の枝と　月残り」
　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　有明の　　半月









　　　　　　　　　　　　　「風の中
　　　　　　　　　　　　　　タンタン　タンタン　と
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　鳴いている」
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　「ジョウビタキ　　定位置に来て
　　　　　　　　　　　　　　　　こっち見て　嬉しい嬉しい
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　日曜日」








　　　
　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　「イノシシだ　　しっぽ振り振り　　藪中へ」
　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　「また出たよ　　イノシシ親子だ　こちら見て　すぐ牛小屋に　　入って行ったよ」　　　　大山
.









　　　　　　　　　　　　　　　「寒い朝　常盤しのぶの　残り雪」
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　トキワシノブ





　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　　　　　　　　「ゴマ煎餅　食べやすいよう　粉にして　一緒に遊んで　お昼のニュース」　
　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　四十雀　　　　　　　　　　　　シジュウカラ
　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　












　　　　　　「夢の中　明るい夜に　音もなく　お空を飛ぶよ　手に手を取って」
　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　町　　　丘の上から













　　　　　　　　　　　「日が沈む　地鳴きウグイス　どこ行くの」
　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　夕焼け













　　　　　　　　　　　　　　　　「日なたぼこ　鳥の巣見つけて　嬉しいな」　　
　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　鳥の巣













　　　　　「寒い朝　体を丸めて　待ってるよ　ぽかぽか日の出の　ひなたぼっこを」　　
　　　　
　　　　「その昔　しもやけの手で　雪だるま　ハアハア温め　　また転がすよ」　　　　　　　　　　　　　　ヒヨドリ









　　　　　「日曜日　落ち葉を掃く音　だけの昼」
　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　我が家　　　　青空













　　　　　　　　「雪の朝　静かな静かな　部屋にいて
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　眺めるだけで　幸せな時」　
　　　　　　　
　　　　　　　　　「ぼんやりと　雪の降るのを　眺めていると
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　いつのまにかに　空に浮かぶよ」　　　　　　　　　　　　　　　　　庭　　　雪

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　「オモトの実　木陰に色づく　霜の朝」
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　オモト

　　　　　「雪雲（ゆきぐも）が　お庭の上を　走る日は　ボタンに菰（こも）を　かぶせましょうね」
　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　雲　　　　青空











　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　新年　おめでとう
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ございます　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　平成二十六年　　2016年












　 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　「そり遊び　今日は土曜日　嬉しいな」
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　「夜回りの　拍子木遠く　雪の夜」　　　我が家

















　　　　　　　　「雪道を　のぼっていくよ　日曜日　左へ曲がれば　みんながいるよ」
　　　　　　
　　　　　　　　　「お弁当　未だ暖かい　もうすぐだ」　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　雪道

　　　　　　　　　　「メジロ去り　木々漆黒に　変わる時　　飛行機雲の　白い直線」
　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　「冬の夜は　暖炉を囲んで　語りましょう　美味しいワインの　夢のゆりかご」　　　ヒコーキ雲












　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　「庭の隅　侘び助咲いて　陽が暮れる」
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　侘助　　　ツバキ











　　　　　　　「寒い日は　ショパンを静かに　弾きましょう」
　　　　　　
　　　　　　　「ノクターン　遺作を静かに　弾く時は　座敷童子（わらし）を　迎えましょうね」　　　　　　ピアノ室
　　　　　　　「冬の夜　オリオン瞬き　新月細く」





　　　　　　　　　　　　　　　　　　←クリック




　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　「我が友の　遠い記憶の　走馬灯」
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　「音もなく　時計が逆さに　回る夜は
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　連弾しましょう　夢の果てまで」　　　　我が家
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　「繰り返し　　乙女の祈り　　弾き続け」　　








　　　　　　　　　　　　　　　「冷え込んで　ウソのほお紅　だけの朝」　
　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ウソ












　　　　　　　　　　　「冬嵐　近づく気配　木々揺れて　
　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　「冬の日は　炬燵であやとり　いたしましょ　分福茶釜に　毛が生えた」　　　　　　　青空　　　枯れ木














　　　　　　　　　「大寒の　　凍てつく大山　　朝日が照らす」　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　
　　　　　　　　　「大山と　有明の月　　臨みつつ　峠を越えて　職場に向かう」　　　　　大山　　　　雪山　　　有明の月












　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　「反りかえり　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ツグミ堂々　行進す
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　木枯らしの中
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　一点見つめて」
　　　　　　 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　













　　　　　　　　　　「音のない　世界が明ける　冬の日は　遠く遠くへ　飛び立ちましょう」
　　　　　　　　
　　　　　　　　　　「冬の日に　食べるケーキは　リンゴ味　とっても甘くて　ほっぺが落ちそう」　　　　朝焼け












　　　　　　　　　　　　　　　　「ヤマガラの　小寒（しょうかん）告げる　声を聞き」　　
　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ヤマガラ











　　　　　　　　「ゆっくりと　染まってゆくよ　あかね雲　ただそれだけで　嬉しい夕べ」
　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　夕焼け



　　












　　　　　　「日曜日　宵の明星　眺めてる」
　　　　
　　　　「軽トラの　豆腐屋さんの　声がする　近くに聞こえて　遠くに消えて」　　　　　　　　　　　　　　　　　　我が家　　　夕刻












　　　　　　　　　　「シジュウカラ　ここが安心　ひと休み」　　
　　　　　　　　　　　　　　　　













　　　　「楽しいな　青いお空が　広がって　光あふれる　小径を行くよ」　
　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　青空











　　　　　　　　　　　「朝起きて　バードバスの　張り氷　割って水足す　大寒暮らし」　　　　　　　　
　　　　　　　　
　　　　　　　　　「メジロ来て　水浴びバシャバシャ　　楽しそう　　それを見るのが　とっても楽しい」　　　　　　　　　　　　　　　　　メジロ











　　　　　　　　　　　　「丘の上　スイセン見つけ　駆け上がり　ただそれだけで　嬉しい休日」
　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　スイセン










　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　「フキノトウ　これで充分　今夜のおかず」　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　










　　　　　　　　　　　　　　　　　「梅の花　園児が口開け　眺めてる　猫が薄目で　伸びをする」
　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　梅　　　　　　　　　　　　　　　　　ウメ










　
　　　　　　　　「何蘭か　分からないけど　綺麗だな」
　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　セルジネ












　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　「露草や　花と見誤う　彩魔法」
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

　










　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　「大寒を　枯れ葉の擦れる　音で知る」
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　「風知草　木枯らし受けて　ささやくよ」　
.











　　　　　　　　　　　　「枝の間（ま）に　有明の月　見つけたよ　嬉しいその日が　待ち遠しいよ」
　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　「お伽の日　嬉しいその日は　いつの日か　あの夢の日の　大きな虹の日　　　　　　弓月











　　　　　　　　　　　　　「目の前で　コゲラがつつくよ　嬉しいな　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　霜柱踏み　　その音を聴く」
　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　コゲラ











　　　　　　　　　　クリスマスローズ
　　　　　　　　　　　　　　「背合わせで　押しくらまんじゅう　冬の朝」　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　












　　　　「あかね雲　一緒に見てると　嬉しいな　遠く遠くを　鳥が渡るよ」
　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　夕焼け










　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　「雪の舞う　薄暗き日の　縁側で　ショパン聴きつつ　「武士道」を読む」
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　雪庭











　　　　　　　　　　　　　　　「フキノトウ　初雪の日に　　摘みました」　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　















　　　　　　　　　「峠越え　　歩いてゆくよ　日陰道　　風が冷たい　ほっぺも冷たい　直ぐ帰りたくなる　散歩かな」　　　　　
　












　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　「寒アオイ　隠れて咲くよ　藪の縁（へり）」
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　













　　　　　　　　　　　　　「枝の雪　朝日を浴びて　融ける時　猫がサツキの　トンネルを行く」　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　












　　　　　　　「シャラの雪　　朝陽（あさひ）に解けて　幹に沿い　湯気立つを見て　早春を知る」
　　　
　　　　　　　「ケムンパス　未だ蓑の中　眠ってる」












　　　　　　　　　「雪融けて　ユキワリソウの　一番花」
　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ミスミソウ









　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　「木枯らしや　梅のふくらむ　頃も吹き」
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　「くしゃみして　震えながらの　春気分　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　すぐ帰りたくなる　散歩の途中」　　　　　我が家　ウメ
　　　　　　　　　　　　






　　　　　　　　　　　「君子蘭　ブラッディーマリーを　飲みながら
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　眺めているよ　ストーブ炊いて」　
　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　クンシラン











　　　　　　　　　　　　　「白い花　お話ししてる　黒い花」
　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　クリスマスローズ











　　　　　　　　　　　　　　　　　　　「赤い実に　見向きもしないで　猫過ぎる」　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　オモト














　　　　　　　　伊勢原の　霜柱の道　ザクザクと　歩いて行くよ　麓の神社に
　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　大山










　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　小春日の　　野鴨と一緒の　　ひなたぼこ　　少しもたたずに　寒い風
　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　気がつけば　　猫も昼寝の　草枕　　　　　　　　　　　　　　　　　カルガモ












　　　　　　　　　　　　　　　　タンタンと　お喋りしながら　写真撮り　思い込みでも良しとする今日
　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ジョウビタキ













　　　　　　　　　　　　　　　　　　　蕗の薹　　日向ぼっこの　お友達　　
　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　フキノトウ












　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　頂いて　二十年目の　アロエ咲く　ただそれだけで　今日も嬉しい
　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　アロエ










　　　　　　　　　　　後期高齢者となり４か月　ワルツ弾く
　　　　　　














　　　　　　　　　　　双子山　真白い鳥の　越え行くよ　　野池の子亀の　昼寝の時間
　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　野池　　　　　青空








　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　光り射す　冬の木陰の　白い鳥
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　遠く遠くの　見つめるは何
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　白鷺　　シラサギ











　　　　　　　　　　　　どっちかな　柚か蜜柑か　手を伸ばし
　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ミカン











　　　　　　　　　陽が落ちて　　カラスがお山に　　帰るとき　　一緒におうちで　　お手玉しましょ
　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　夕焼け












　　　　　　　　　　　こんにちわ　　百舌は風の子　元気な子　九連休の　嬉しい初日
　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　モズ








　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ひとときを　　ショパンを聴いて
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　お茶を飲む
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　富士山　　　　雪の富士













　　　　　　　　　　　　　　　　　　　初詣　青空高く　とんび舞い
　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　南天












　　　　　　　　　　　　霜の朝　　新聞受けを　過ぎる音
　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　弓月












　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　万両の　うつらうつらの　夢の中
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　













　　　　　　ヒヨドリの　おしゃべり続いて　陽が暮れて
　　　　　














　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　コケコッコー　　幽かに聞こえて　　夜が明ける
　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　甘夏ミカン











　　　　　草の実を　アオジの親子が　つついてる　　待ち遠しいな　おやつの時間
　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　芝生













　　　　　　　　　　　寒い日は　窓のお部屋の　日向ぼこ
　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　青空












　　　　　　　　　ウグイスと　一緒のご飯　　美味しいな
　　　　　　













　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ジョウビタキ　寒くはないのと　　聞いてみる
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　












　
　　　　　　　　　　　　　　　遠くから　踏切の鐘　聞こえる夜　ヘイリー聞いて　深蒸し茶飲む　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　
















　　　　　　　　「ようやくに　片づけ終わり　お茶を飲む　丁稚羊羹　美味しい美味しい」
　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　大山　　　青空　　　畑











　　　　　　　　　　　　　　　　「鴨ゆくよ　もうじきおやつの　時間かな」
　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　マガモ















　　　　　　　　　　　　　　　　　「庭掃除　落ち葉の中の　フキノトウ　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　またかけてやる　大寒暮らし」　
　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　









　　　　　　　　　　　　　　「春近し　キジバト庭で　歩いてる」
　　　　　　　　　　　　　　










　　　　　　　　「北風が　お山を越えて　吹く日には　お家でおしゃべり　お餅を焼いて」
　　　　　
　　　　　　　　「夜になり　子タヌキ訪ねて　来たときは　一緒に炬燵で　イチゴを食べましょ」　　　　　　　　大山

　　　　　　　　千両　
　　　　　　　　「赤い実を　ヒヨドリが食べに　来たけれど
　　　　　　　　　　　吾いるを知り　　あわてて飛びさる　冬の朝」
　　　　　　　　

.

　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　「黄千両　鳥が運んで　我が庭に
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　得した気分の　日曜日」　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　センリョウ

　　　　　　





　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　


　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　「ナツミカン　我が家の庭でも　冬を告げ」
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　「日だまりで　ひなたぼっこの　日曜日」　　　我が家











　　　　　　　　　　　 　　「小春日の　甘夏ミカン　食べたいなあ」
　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　「ハゲ頭　ハエ滑ることなく　揉み手する」


　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　




　





　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　「冬の日に　　スズメ１羽に　メジロ２羽　　遊んでいるよ　楽しそう」
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　「白茶黒　下のおデブが　スズメです」　　　　　　　　　　　　　　　　　スズメ　　　　　　　　　メジロ











　　　　　　「枝の雪　融けて落ちるは　春の音　待ちどうしいね　ジョウビタキ鳴き」　
　　　　　　　
　　　　　　　　　「ジョウビタキ　こちらを見ながら　尾羽を振るよ　こちらは顔を　にんまりするよ」　　　　　　　　雪　　　　　大山











　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　「ふきのとう　顔を出している　道の端」
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　フキノトウ

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

　 　　　　　　　　　　　　




　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　 　　　　　　　　　　　　　　「黒い花　虹の夜明けの　夢見てる」
　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　「夢の中　不思議な黒の　花が咲き　琴の音聞こえて　猫振り返り」　　　　クリスマスローズ












　　　　　　　　　　　　「星の夜　　飛び立ち行くよ　不死身鳥（ふじみどり）」
　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　極楽鳥花














　　　　　　　　　　「あかね雲　そろそろお化けに　会える夜　待ち遠しいな　遠く街の灯」
　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　夕焼け










　　　　　　　



　　　　「夜迎え　どんどん積もって　嬉しいな　庭園灯の　微かに灯るよ」
　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　雪庭　　　　我が家















　　　　　　　　　　　　　　　「マドレーヌ　粉にして播く　冬の朝　甘い香りの　包まれゆくよ」　
　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　「アオジだよ　スズメじゃないよ　もっと見て」












　　　　　　　　　　　　「寒い空　一羽のカラス　何処へ行く」
　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　「紀元節　2668年　静かに迎え　靖国祈り　海ゆかば弾く」　　　　　　　　　　　　　　　　　　　大山












　　　　　　「紀元節　お焦げを食べて　お茶を飲む」　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　紀元２６６９年
　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　雪庭










　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　２０１４年
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　カムリ










　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　「たばこ屋さん　だあれもいない　昼が過ぎ」　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　「どこからか　お手玉の唄　繰り返し」
　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　「夢の中　つげ義春の　街歩き」　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　センリョウ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

　　　　　　　　「嬉しいね　庭からの空　美味しい空気」
　　　　　
　　　　　　　「頬張るよ　アップルパイの　次はお茶　血糖値忘れ　今日は大寒」　　　　　　　　　　　　　　　　　モクレン

　　　　　　　　　　　　　　　「ジョウビタキ　山路の端で　タントンタン」
　　　　　　　　　　 　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　カラスウリ




















　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　「どこからか　はねつきの音　聞こえるよ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　幽かにカッチン　遠くの丘越え」　　　　　ジョウビタキ
　　　　　　　　　　　　　










　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　「四十雀　ここに美味しい　もの見つけ」
　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　シジュウカラ












　　　「嬉しいな　黄色い木の実と　青い空」
　　
　　　　「散歩して　すぐ帰りたくなる　寒い冬　　ショパン聞こえる　真白い我が家」　　　　　　　　　　　　　センダン
　　　　　

　　　　　　　　　　　　　　　









　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　「寒い日も　おなかは空くよ　次は何処」
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ヒヨドリ












　　　　　　　　　「見送りて　想い出の夢　雲光り」
　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　夕焼け　　　　　　　　大山











　　　　　　　　　　　「日曜日　メジロと一緒に　遊んでる　お水飲んでは　見つめているよ」
　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　メジロ

　　　　　　　　


　　　　　　　　





　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　「アオジ来て　歩いているよ　ヤットコと
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　モーツアルトの　ガボット聴いて」
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　












　　　　　　「冬なのに　お花畑の　ここはどこ」
　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　キク　　　　　　菊











　　　　　　　　　　　　　　　　　　「水浴び場　凍っているよ　どうしよう」
　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　シロハラ













　　　　　　　　　　　　「散歩道　　小春日和と　歩いてる」
　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　青空　　　モクレン
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　














　　　　　　　　　　　　　　　　「ウグイスの　薮から出てきて　こんにちわ」　　　　
　　　　　　　　　　　　　　












　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　「冬の使者　アオジと挨拶　嬉しいな」
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　「聴いてるの　お伽の曲の　自動演奏」

　　　　　　　　　　　　　　「誕生日　甘夏みかんも　嬉しそう」
　　　　　　　　　　　　　












　　　　　　　　　駒形の　美味しいどぜう　嬉しいな　おなか一杯　薬も増えて
　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　浅草散歩











　　　　　　「大山へ　寒菊越えて　翔び行くよ　待つのはだあれ　舞い降りるのは何処」
　　　　












　　　　　　　　　　　　　　　「冬の朝　　ショパンの流れる　小部屋にて
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　珈琲挽くよ　　カップ二杯の」　
　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　夕焼け










　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　「雪割草　忘れたところに
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　咲いている」
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ミスミソウ












　　　　　　「里山に　野の鳥さえずり　嬉しそう　遠く雪山　もうすぐ春が」
　 　　
　　　　　　　「どこまでも　歩いてゆくよ　　どこまでも　　あの山越えて　いつも一緒に」　　　　　　　大山　　　










　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　「春めくも　足もとは霜　空青く」　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　霜

　　　　　　　　　　　　　　　　「花びらの　尖った水仙　アブ遊ぶ」
　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　スイセン












　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　「ジョウビタキ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　フェンスの上で　一休み」
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　　　　「節分の　残り大豆を　ミルで挽き　コーヒー香りの　御馳走作り」
　　　　　　　　　　　　　「アオジさん　寒くないかい　さあおいで　　美味しいものが　ありますよ」　
　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　「嬉しいな　一緒に食べて　日が暮れる」　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　アオジ
　　　　　　　　　　　　　　












　　　　　　　　　　　　「クリスマスローズ　夜明けに聞くよ　モズの声」
　　　　　　　　　　












　　　　　　　　　　　　　　　キツツキの　　叩いて叩いて　また叩き　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　朝から晩まで　　冷たい風と
　　　　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　コゲラ










　　　　
　　　　　　　宿木の　　ボンボリ玉に　　オナガ来て　　再び飛び立つ　　遠く大山
　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ヤドリギ











　　　　　　　　　　初雪に　　蜜柑も嬉しい　　顔してる
　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　雪　　　　　ミカン











　　　　　　　　　初詣　　　靴下重ねて　　長靴で　　
　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　神社










　　　　　日の丸を　ブッチャに撮って　　貰ったよ
　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　初詣　　暖まってる　　ブッチャ撮り
　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　










　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　日曜日　　緋鯉と鴨の　鬼ごっこ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　


　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　マガモ？


　　　　　　　　　　　　　









　　　　　　　　　　　　　　　　　　寒い風　　　セッコク咲いて　　月天心
　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　セルジネ










　　　　　　　
　　　　　　　　　　小田急で　　新宿経由　　初詣で








　　　　　　鳥が来て　　青い空まだ　　眺めてる　　三時のおやつ　　今日はなんだろ
　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　冬の木蓮　　　　　　　　　　　　　　　　　モクレン










　　　　　回り道　　あひると一緒に　　ひなたぼこ　メールを開いて 　　元気と返すよ
　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　合鴨？









　　　　　　　　　寒い朝　　メジロとコガラ　　ヤマガラと　順番に来て　歌っているよ
　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　石斛　　　セッコク











　　　　

　　　　　　　　　　　　　お隣に　　柚子を頂き　　冬至知る　
　　　　　　　
　　　　　　　　　嬉しいな　　柚子湯の後は　　柚子ジャムを　　たっぷりつけて　　饅頭食べましょ　　　　　　　　　　　　　　　　　モクレン







　　　　　　　　　　　　　　　帰り道　　冷たい風の　　通り道
　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ヤツデ











　　　　　　風少し　　陽射しも少し　　波少し　　ケーキも少し　　だけど美味しい
　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ヒドリガモ










　　　　　　　　　何となく　　眺めていると　近づいて　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　お喋りしてる　　　ガアガア言葉で
　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ビロードキンクロ？












　　　　まゆみの木　　少しの北風　　陽ざし受け　　しるしを探して　　夢路を行くよ
　　
　　　　　　　　　　マユミ












　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　お昼寝を　　そっと近づき　　写真撮る　　遠くで誰かの　　クシャミが聞こえる
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　キジバト

　　　　　　　　　　　　　　不満顔　　まん丸目玉で　　睨んでる
　　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　美味しいな　　氷を割って　　飲む水は　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　











　　　　　　　　　　　初日の出　　お団子食べて　ここで待つ 　
　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　平成２９年　元旦








　


　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　アルバムを　　整理しながら　　ショパン聴く
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　










　　　　　　　　　　　　　　　　　はしゃいでる　　今日は嬉しい　　お正月
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　おせちをいっぱい　　一緒に食べて
　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　鴨　　　　　マガモ










　　　　　　　　　　　木蓮の　　蕾膨らみ　　ここは何処　　遠く飛行機　　音無く光り
　　　　　　 　
　　　　　　　　　　パガニーニ　　聞こえて消えて　　カンタービレ　　　　蕾











　　　　　　　　　　　　　　　　　　　水仙の　　見上げる梅を　　眺めてる
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　向こうの陽だまり　　猫未だ昼寝
　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　スイセン










　　　　　　　　　　　　　　　　夕暮れて　　雀のお喋り　　聞いている　　
　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　スズメ










　　　　　　　　　　　　　　　　　　　青空を　　八つ手の花と　　仰いでる
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　今日のおやつの　　おはぎを頬張り　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ヤツデ









　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　大晦日　　桃山茶花と　　日向ぼこ
　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　山茶花　　サザンカ











　　　　　青い空　　日向薬師の　平成の　　大修理終え　　白鷺が行く
　　
　　　　　早春賦　　耳を澄ませば　　聞こえるよ　　と言っていた君　　今何処を風に聞く













　　　　　　　　　　北極星　　ビオラと一緒の　　夢見てる
　　　　　　　
　　　　　　　　　パンジー












　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　三俣の　蕾膨らみ　　耳澄まし　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ミツマタ

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　












　　　　　　　　始まるよ　　全ての音の　　消える昼
　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　モクレン　　　　雪










　　　　　　　　　　　　庭掃除　　キツツキ聞こえて　　雪少し
　　　　　　　　












　　　　　　　　　　　　　　　　　　　散歩道　　日向ぼっこの　　一休み
　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　寒牡丹





　　　　　　　　　　　　　　　　クンシラン　コロナウィルス　それなあに
　　　　　　　　　　　　










　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　冬暮れや　鉄塔呑み込み　輝くよ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　







　　　　　　　　　　
　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　







　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ヤモリの子　　冬はお部屋で　よちよち歩き
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　暖房の床　極楽気分
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　





　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　庭掃除　手にあかぎれを　見つけたよ　子供のころの　鼻たれ坊主は　今何処に
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　






日向薬師裏の冬の梅林

　　　　　　　　　　　　　　　　花の無い　葉の無い今日も　　春気分　　陽ざしだけで　たっぷり嬉しい　　
　　　　　　　　　　　　






　　　　　　　　　　モクレンと　　日向ぼっこで　　ショパン聴き　　
　　　　　














　　　　　　　　　　　　　　　　「ようやくに　大山（おおやま）里（さと）にも　春が来た」
　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　「梅の木の　ひとつふたつの　花見つけ」　　　「梅の花　見つけて嬉しい　日曜日」　　 　　　　　　大山　　雪

　　　　　　　　　　　　　　　　「日向村　　少し少しの　春香り」
　　　　　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ウメ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ごちそうも　粗末な食事も　同じだね　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　いずれウンコに　なりにけるかな
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　その通り　結果の平等　価値の有無？
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　生きる哲学　何処から何処まで
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　




　　

頁へ行こう　　　　　　　　　「雪割草　見つけて嬉しい　散歩道」

　頁へ行こう　　　　　　　　　　　「サクラ　サクラ　たこ焼き食べ食べ　通り過ぎ」　

　　　　頁へ行こう　　　　　　　「傘さして　歩いて行くよ　草の道」
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 「夕暮れて　ホタルブクロの　点（とも）る灯（ひ）を　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　猫道に伏し　しばし眺める」

　　頁へ行こう　　　　　　　　　　　「縁台の　将棋指しつつ　かき氷」　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　「詰め将棋　見知らぬオヤジが　応援す」

　　　　頁へ行こう　　　　　　「月照らす　村の小径を　歩いて行くよ　虫の音絶えて　北風少し」　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　「見上げれば　炎となりて　モミジあり　歩いて行くよ　あの日の丘に」

　　頁へ行こう　　　　　　　　　　　「谷戸の秋　干し稲を待つ　一輪車」　

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　写真集　短歌・俳句も　ぶる下がり　　　　　　中塚　哲